https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190129-00010001-cbc-base&p=2
『5歩、歩く授業』
「最も印象的だったのが『5歩、歩く授業』でした」
その日はゴム製の板が床に1m間隔で5つ並んでいた。5つ目の板がゴール。1つ目がスタートラインだ。
「まず、目標を聞かれ、僕は『150イニングを投げる』と答えました。すると、1つ目の板の前に立つ。そこで日付、気持ち、周りの声を言うんです」
柳は素直に従った。
「1月18日。今年は絶対やる。周りからは『頼むぞ』と『お前は期待外れだ』という声が聞こえます」
次に1歩だけ進む。2つ目の板の前で、また日付と気持ちと周りの声を述べる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190129-00010002-nishispo-base
加えて力感のない甲斐野のフォームにも好感を得た。「腕の使い方が上手だね。自分の中でいい投手の条件としては、球は速いけど力感がないことと見ている。(甲斐野は)そういうふうに捉えている。力感なく投げていた」。先日のブルペン投球では最速152キロをマークした右腕だが「最速(159キロ)を考えると152キロは9割ぐらいだろう。この時期に出るということは、しっかりやってきた証しだと思う」と目を細めた。
