~前からの続き~

手術室の中から麻酔の点滴針が刺さったまま、
その後はそれが電解質と抗生剤の点滴となり…
気分はまるで犬の首輪のよう。

さて私の足はこんな感じ。
photo:01


伸縮性のある包帯、というかサポーター素材の帯状のものでがっつり巻かれてる。

どんだけがっつりか、というと…
photo:02


わかるかな…
足を横から撮ったけど、画像上に包帯から
チラッと出た親指が見えるでしょ?
当然、普通のスリッパは無理。
モートン病用に三年前作った足底板入りの5万円スリッパも、今回は履けず。

で、母がこんなのを準備してくれた。
photo:03


アーノルドパーマーのサンダル。
何がいいかってーと…
photo:04


足に引っかかる部分がマジックテープになってて、太さ変えられるのだ。
私は元々足は22センチ、足の厚みもないため
(日本人の足幅はEEとか3Eと言われるが私はC~Dしかない)
メンズサイズのMで間に合った。

歩けないのに履き物?と思うかもしれないが、想像を超える指示が。
『踵使って歩いていいですよ』
…えっ…無理…だって数時間前にメス入れたばっかじゃん…想像しただけで無理…。
入院の説明で、履き物のことも言われたが、自分としてはすぐに歩かないだろうとタカをくくってたのよね。
…甘かった…アタシ、大甘ヤローだったと反省。

で…執刀医の先生が病室にいらしてくださって、ナースステーションで手術の説明をしてくださるとのこと。
一家全員で。

先生のご説明によると…
・切ったらすぐ、トグロ巻いたような形の神経腫が飛び出てきた。
・サイズとしては大きい。注射(神経ブロック)で治る大きさではない。
・手術での効果は期待できると思う。

…と言って渡された小さなビンの中には、切除した神経腫が液体の中に浸けられていた。

このブログはモートン病手術のブログなので、なるべく事実をありのままに書くつもりなので、グロいことも書くけど…。

神経腫はクリーム色、サイズとしては目視で縦1センチちょい、横は2センチあるかないか、というイビツな楕円形、表面はツルッとしたものではなく、グシャグシャ。
その横には神経?と思われる糸状のものが伸びていて、一方はそれが二股に分かれていた。
それぞれの指に向かう神経か?
(私は2~3趾に症状がある)
見てた夫と話したけど、さきイカの塊部分を水に浸したらこんな感じ?(笑)

私の足の痛みの元凶はお前かーっ!って感じだけど、自分の中に長年存在したこの神経腫、ある意味愛おしさすら感じる。

その後病室に戻って、ずっと起きたり寝たり。
あ、トイレ行った、車イスで看護師さんに連れてってもらった。
でも、動くと吐き気がぁぁ…😭

起き上がっても、寝ても、とにかく体を動かすと、うげ~…なのだ。
麻酔後、吐き気がするとは聞いたけど、ここまでひどいのか…げっそりだぜ…。

~続く~




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