毎度様です。
今週、アメリカの大統領選挙でオバマ大統領が再選しましたね。
再選の理由の一つとして、『中間層の支持を集めた』ことが挙げられるようです。一方の落選したロムニー氏はそもそもお金持ちのようですから。
人々の心の中に少なからず富裕層に対する妬みのようなものがあるのでしょう。お金を持っている人には儲け話が集まるでしょうし、お金を借りるにしても金利が優遇されますし、お金持ちには、一般の人に比べお金持ちスパイラルに乗りやすい傾向があると思います。いくら優秀で、改革のできる力を持った人であったとしても、人の気持ちを掴めない人はリーダーにはなれません。今回の選挙戦の動向を新聞やニュースでみて、一つ一つの言葉や行動、思想がとても大事なのだと感じました。
本日は、仕入先との付き合いについて思うことを書きたいと思います。企業間でお金が発生する商売をしている以上、約束した商品を、期限通りに、指定場所に納品することは基本中の基本です。しかし、発注行為や、受注して商品を手配し、出荷、納品するまでの一連の業務はすべて『人』が絡んでいることですから、当然ミスが起きます。ミスの内容にも拠りますが、緊急性を要するものは、赤帽(チャーター便:運賃が高額)を使ってでも、納品していただく必要があります。ただ、緊急性を要さない場合もあるでしょう。その原因が仕入先にあった場合、強く攻め立てるだけが正しいとは限らないと私は思います。逆に、こちらの発注ミスの場合は、何とかリカバーしようと、必死で対応を仕入先に依頼するはずです。頻度にも拠りますが、規模が大きくなればなるほど、量も多く種類も多品種になるため、どうしてもミスが起きやすくなります。そのミスをなくすための仕組みつくり(チェック機能の強化や受発注業務の簡素化・効率化など)が一番大事ではありますが、とはいえミスが起きるのが『人』なのです。
私は決して馴れ合いを良しとしてる訳ではありません。互いに『許しあう』という『逃げ場』を作ってもよいと思うのです。
『持ちつ持たれつ』という言葉があります。この言葉は、お互いがお互いを支え助け合うという意味です。『馴れ合い』のような意味に捉えることもありますが、互いに感謝しながら互いがWIN-WINの関係を持つことに他なりません。
そのような関係を築いていくことが、『いざ!』という時に、助けて貰えるか貰えないかの信頼関係にも深く繋がっていくような気もします。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
感謝@ケイゴ