【日曜日 シューイチコラム】経済成長とは何か? | 儲かる仕入術!! ~現役!外食チェーンのバイヤー@ケイゴ~

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   毎度さまです。

 今日は三連休の中日ですね。

 関西圏は、朝晩はだいぶ涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑く、激しいゲリラ雷豪雨もあったりと、落ち着いた秋の気配とはまだ言えないと言ったところでしょうか。

 ところで、今日は『経済成長とは何か?』について考えていきたいと思います。
『経済成長』という言葉は、政治家や経済学者や評論家が使う言葉ですが、彼らの言う『経済成長』は大局的過ぎて、人によって理解や・捉え方大きく違うものだと思います。

 経済成長とは、結局のところ、消費を促す革新的な商品の創出や、雇用を創出し続けた先に、日本国全体の一人でも多くの人が幸せで豊かな生活ができる流れのことだと、私は思います。

 しかし、今の時代はすでにモノにあふれた『成熟社会』です。洗濯板から洗濯機、モノクロテレビからカラーテレビ、固定電話から携帯電話等々。これらの転換期に体感にした感動は、今以上に生み出せるかというと、非常に難しいと思います。テレビがブラウン管から薄型になったことなどは、一つの衝撃でしたが、それ以上の薄さを競っても、人の感動はさほど生まなくなっているのが現実だと思います。
 つまり、大抵のものがすでに常識化してしまい、それを大きく突き破るものなど、そうはないということです。このようなことを書くと、『創造性が足りない』とご指摘をうけそうですが、その後意見もごもっともです。これだけは言えるのは、今後の世の中は、『消費社会ではない』と思うのです。成熟した時代は、それぞれの価値観のもとに、より良いものを選んで大事に使う時代ではないでしょうか。それは、デフレの為でもありますし、労働人口の減少が予想される中で、大幅な給与増加が望める時代ではありません。一人一人は、節制しながら可処分所得の範囲内で生活をすることが、自己防衛にもなります。

 日本人独自の『もったいない精神』で、使えるものは壊れるまで大事に使い、その先に貯蓄できたお金を将来のためにどう使うのか、使わないのか、個人個人の考え方が問われてくるのではないかと思います。

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 感謝@ケイゴ