毎度さまです。
毎週日曜日は、私がバイヤーとして日々接している商品についての話題や、普段考えていること、気になったことなどを書いていく、その名も【日曜日!シューイチコラム】をお送りしていきたいと思います。
新年度まであともう少しですね。この春に新入社員になられる方は、初めて経験する社会人生活と言うものに、希望と不安の気持ちでいっぱいの日々を過ごされていることと思います。本日は、私が考える『生きて抜いていく力』について書いていきたいと思います。
今の世の中、将来に対して大なり小なり不安を持たれている方がほとんどだと思います。年金問題、少子高齢化、環境問題、政治への失望など、心配を挙げればきりがありません。これらのキーワードをよくよく見ていきますと、私には『外的要因への責任転嫁の心理』が潜んでいるように思います。要は、今の自分が不安で不幸だと思うのは、先行きの見えないあらゆる環境のせいであり、期待していたのに裏切られた、悔しいなどといった気持ちがあるからではないでしょうか?私は30代です、不安がないわけではないですが、環境にあまり期待をしていません。国民年金は払っておりますが、もらえなくても生きていけるよう、今から頑張るしかないと考えて生きています。
私にとっての『生きて抜いていく力』とは、あらゆる環境に適応出来る力を身につけることだと考えています。コミュニケーション能力であったり、真面目で優しいことだったり、約束を守ったり、感謝の気持ちをいつも表現したり。当たり前と言えば当たり前のことです。私だって腹が立つこともあれば、大きく気が沈むこともあります。でも、それらのことも生きていく上で一つの試練であり、互いが少し我慢して譲歩しあえば解決することは、この世の中には多くあると思います。『我慢する』『耐え忍ぶ』ということが出来ない人が多くなっている気がします。昔から私は弱い人間です。心の病の経験もあります。でも、家族の支えもあり、環境を変えながら自分がその環境に適応し、その環境が欲しがる人材になれるよう努力する事で、何とか今に至っています。私の人生の旅路は、まだまだこれからが楽しみです。『まだまだこんなもんじゃない』と明日からも、『生きて抜いていく力』を少しずつ積み重ねて行きたいと思います。
新年度も、気持ちを新たに、皆さんにとってより良い節目となることを記念しております。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。