今日はRight-onで『レザボア・ドッグス』のTシャツを買った。

ホワイト、オレンジ、ピンク、ブラウン、ブロンドの5人が色分けされて並んでいるヤツだ。

早速その場で着替えて、脳内で「Little Green Bag」を流しながら闊歩。

 

すっかり気をよくした夢想之丞。今日はお隣りの植栽の剪定だ。

隣家の植木をバッサバッサと切り落とす。

(お隣りの許可は取ってあります、副会長だからね)

 

お隣りの許可は取っても妻ピグの許可は取っていない。

ゴミとして出せるように30cm程度に切断。

 

その時だ。

手元が狂ってノコギリの歯が夢想之丞の左手中指に!

「痛て!」あ、切れてる。見る見る血が出る。

ここ15年くらいで一番の大怪我だ。

(二番目の大怪我はシェーバーであごの肉を噛まれてちょっと出血した時のもの)

 

ぐっと押さえて止血。手を心臓より高くして室内に直行。

玄関先でポタポタと落ちる血。

ふふ、レザボア・ドッグスにはお似合いだぜ。

 

それでも一応、水で洗って消毒をして、安いほうじゃない本物のバンドエイドを貼った。

悪ぶっても小心者なのだ。

 

気分を変えて本でも読もう。

ところが心臓より手を高くしてちゃ本は読めない。

それならば同僚から借りてきた『ロング・グッドバイ』を観よう。

監督はロバート・アルトマン、主演はエルオット・グールド。

原作はもちろんレイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』。

でも、なんかあんまりフィリップ・マーロウっぽくないなぁ。

(寝てるのに猫がお腹に飛び降りて起こされてしまうのは夢想之丞とおんなじだったけどね)

 

さ、ハードボイルドな一日が終わる。

死ななきゃ明日の朝が来る。

それまでロング・グッドバイ!