冒頭はマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」の下卑た解釈から始まる。

黒ずくめのどう見ても堅気に見えない連中。

しかしながらオープニングでジョージ・ベイカーの「Little green bag」に乗せて闊歩するシーンはどうしようもなくカッコいい。

 

 

 

 

こういう悪い連中の統制の取れない緩い連帯ってどうしてこんなにもカッコいいんだあろう。

幻影旅団、暁、十本刀、護廷十三隊、等々々々。

古くは七人の侍や荒野の七人、ワイルドセブン。ルパン三世の第一シリーズだってそうだ。

 

烏合の衆、鴉の群れ。

俺たちゃ仲良しクラブじゃないんだぜ。一触即発。いつでもおいで。

 

 

でもね、良い子の皆さんは観なくてもよろしい。

だってさ、悪い人の話だよ。痛そうな拷問のシーンもあるよ。タランティーノだよ。

 

 

 

 

映画を観終わったあと、冒頭のマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」のシーンを観なおしたくなるから不思議。