2019年7月12日の産経新聞の記事です。
■韓国が制裁違反疑惑で国際機関の調査を提案「シロなら日本が謝罪せよ」
【ソウル=桜井紀雄】韓国大統領府の国家安全保障会議(NSC)は12日、軍事転用できる戦略物資が韓国から北朝鮮に流出した疑いが日本国内で持ち上がっていることについて「不必要な論争を中断する」ため、国連安全保障理事会の専門家パネルや適切な国際機関に日韓両国の輸出統制体制の違反事例に関する「公正な調査」を依頼するよう提案すると発表した。
調査の結果、韓国側の過ちが見つかれば、韓国政府が謝罪して即、是正措置を取るとする一方、過ちがないとの結論が出れば「日本政府が韓国に謝罪」し、韓国向け輸出管理の厳格化措置を撤回すべきだと主張した。輸出管理をめぐる議論が対北制裁の履行に絡む日韓の軋轢(あつれき)に拡大した形だ。
金有根(キム・ユグン)NSC事務処長が記者会見で「韓国政府の制裁不履行を示唆する日本の高官らの無責任な発言に遺憾の意を表明する」と述べ、韓国は国連安保理の対北制裁決議を「徹底して順守してきた」と強調した。日本側の違反事例についても「徹底した調査が実施されるべきだ」と主張した。
李洛淵(イ・ナギョン)首相も12日、国会で対北制裁の忠実な履行を強調し、戦略物資の流出が「疑われるなら相互検証をし、信頼を回復することが急がれる」と述べた。「むしろ日本が原料を北に輸出したという証拠資料が出た」とも指摘した。野党議員が11日に日本側の資料を基に日本で1996年から2013年にかけて30件を超える対北不正輸出が摘発されたと発表していた。
韓国がシロなら日本が謝れって、なんですかコレ(笑)?
そこが問題じゃないでしょう。
韓国のこれまでの行い(日本との国際条約を守らない等)を見て、
韓国はすでに信頼するに値しない国となったから(完了形)、
日本はもう優遇しない、と言っているだけの話。
韓国への信頼が著しく損なわれた今、
これがシロだったら云々なんてことは、
正直なところ、もはやどうでもいいわけです。
わかりやすく例えるなら、
こちらはもう好きじゃないから別れると言っているのに、
「あの浮気話はウソだ。
俺がシロならお前は謝って俺とまた付き合え!」
と言っているような感じ?
これじゃストーカー?(違うかな[笑])
しかも今回は、
日本が何かペナルティ的措置をするという話ならともかく、
「優遇」→「平常扱い」にするだけ。
つまり、欧州諸国などと同じ扱いにし、
韓国に対して2004年以前の状態に戻すだけです
(2019年7月9日現在ホワイト国は27か国のみ/
世耕経済産業大臣ツイッターより)。
特権を一度手にすると、
どんなに自分に非があっても決して手放さないというのは、
あちらの考え方なんでしょうか??
特権があるのなら、それに感謝して、
ずっと維持できるよう気を引き締めて、精進すること。
自身の怠慢により取り上げられてしまうなら、
それは身から出た錆。仕方ない。
日本人ならこう考えると思うんですけれどね?
お隣なのに、考え方が全然違います。
個人レベルではともかく、
国レベルでは仲良くできないはずです・・・。
(日本は今までよくもまあ付き合ってきたなと、呆れもします)