シビリアンコントロールなんて言われると、
よくわからなくて煙に巻かれてしまうので(笑)、
そもそもどういう意味なのか調べてみました。
■シビリアンコントロール:
政府の文民の指揮のもとに職業軍人である軍隊の最高指揮官が置かれなければならないという近代国家の原則。軍隊の政治への介入から民主政治を守るために唱えられる。文民統制。
(大辞林 第三版 「文民統制」→「シビリアンコントロール」)
■「文民統制」とは担当する大臣、つまり防衛大臣の意思に全面的に従ってオペレーションも人事も行うという意味である。「文民(シビリアン)」とは、国民のことだ。軍事力の行使を、国民の代表である担当大臣に一任するのである。
(日経ビジネスオンライン 2008年11月25日付記事「軍を律する文民統制とは何か」より)
■「文民統制」とは、シビリアン・コントロールのこと。選挙で選ばれた国民の代表=総理大臣が、軍隊・自衛隊を統率する力を持つという政治の制度です。軍人が軍を統率すると戦争をしやすくなるので、それを避けるための制度だと、高校でも習いました。
(THE PAGE 2015年3月18日付記事「イチから分かる「文官統制」と「文民統制」、何が違うの? 何が問題なの?」より)
これらを読む限り、なぜ小西議員が
シビリアンコントロールを振りかざして
上から目線なのかわかりません。
防衛大臣でも総理大臣でもない、ただの一議員でしょ?
マラソン途中の国民の意見に耳を貸さず、
警察呼んで、電話をかけまくって大騒ぎ。
国民の代表と声高に唱えるわりには聞く耳持たず、
警察を呼んで、マスコミを騒がせて・・・ってほうが
個人的には、よっぽど警察に対応してもらいたい事案です。
加えて言うなら、
この、自衛官がきちんと謝ったのに水に流さず
(しかも流すと明言したのに!)、
安心させておいて背中から斬るやり方が、
日本人の一般感覚から大変嫌悪されることを
自覚したほうがいいのではないでしょうか。
こういうのを、日本では卑怯、卑劣などと言います。
他人からそう思われた時点で、一般の日本人なら、
人間失格の烙印を押されたのと同じくらいの
精神的ダメージを受けます。