『石垣りん』さんの詩 作品できました
『表札』です
『石垣りん詩集』(ハルキ文庫)
昔は、そういえば病室の前に
その病室で入院している患者さんの名札が
ついていたような気がしますが
今は、名札なんか絶対ついてないですよね
というか、この前も書いたように
カーテンで仕切られてるので
同じ病室でも、名前や顔もわからないうちに
退院してしまうこともある感じで
この詩のような『悲壮感』はありませんが
個人個人が、固い殻に囲われているような
不思議な感じがしました
それぞれが『サナギ』になったようなかんじなのかなあ
今は、家の前にも『表札』を付けない方も増えているし
自分で『表札』を付けるに限るというのもわかりますが
ひとり暮らしの女性なんかは
自分の身を守るため『表札』を付けないという選択をする人もいるので
『表札』自体のイメージが、昔とは変わっていしまったなあなんて思います
そんなわけで、こんな絵を描いてみました
昔は、こんな感じで『病室』の入り口に
『表札』ついていましたね