こんにちは
カラーコンサルタントの中井美香です
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先日、カラー診断ドレープのメーカー「AIS」さんのショールームに
新しく発売された「グラデーションドレープ」を
見に行っていきました!
グラデーションドレープというのは
パーソナルカラー診断に使うのですが
1枚のドレープの中で色が色がグラデーションで変化していくものです。
通常、パーソナルカラー診断では
例えば似合う「紫」を見たければ
春・夏・秋・冬のそれぞれの「紫」のドレープを合計4枚使って
似合うシーズンを見極めていきます。
それがグラデーションドレープだと
この1枚に4つのシーズンのドレープが包括されています。
それぞれがグラデーションで繋がって1枚になっているという形状。
これ1枚で4シーズンの診断ができるので便利です。
あと、このドレープの優秀な所は
「シーズンとシーズンの中間の色」の似合い具合もチェックできる所。
よく、
「カラー診断を受けるたびに言われるシーズンが違う」
という話を聞くのですが
そういう方って、だいたい以下3つのどれかのパターンにはまります
①「シーズンとシーズンの間の色」が得意
②似合う色が、イエベにもブルベにもある(シーズンを跨ぐタイプ)
③似合う色の範囲がとても広く、顕著な特徴がでにくい
こういう方の場合
単独ドレープで診断するよりも
色が繋がったこういうグラデーションドレープで診断した方が
断然結果が分かりやすいです。
これは診断するカラーリストにとって
分かりやすいだけでなく
お客様にとっても分かりやすい。
なぜなら
ご自身の「似合う色の範囲」が一目瞭然なので
こういう理由で「様々なシーズンを言われたんだ」が
理解しやすくなるので。
で、この「似合う色の範囲」を知ることは
シーズンが分かりやすい人にとっても重要です。
このドレープはそれを確認するのにも
最適なドレープだなと感じました。
そうそう!余談ですが、
実は「スプリングに似合う紫」って
パーソナルカラーの協会や団体によって
微妙に指定されている色みが違うんです。
なので色見本で似合う紫を探すより
実際にドレープをあてて、似合う紫を確認した方が早い!
というような使い方もできそうです
ということでとても可能性を感じた
「グラデーションドレープ」。
サロンにも導入検討中なので、
またその際にはお知らせいたします
日本にパーソナルカラーが入ってきたのは
1980年代の半ばだと言われています。
ということは、もう40年の歴史があるんですね
私がパーソナルカラー診断を始めたころは
タイプ分けも4シーズン分類が主流でしたが
今は12、16、18、32などの流派もあるそうです。
長い歴史の中で必要に応じて、
そして色んな不便を解消するために発展した分類です。
それぞれにとても優秀なカテゴリーだと思います。
だけど私は
タイプ分けはミニマルがいいと考えています。
分ければ分けるほど納得はいきますが
実際に使える色の範囲が狭まってしまいそうな気がするので。
当サロンがご提供する
パーソナルカラー診断は
4分類+似合う色の範囲が分かるものです。
これが一番使い勝手がいいと思っています。
いいものはきっちり残し
新しいものはどんどん取り入れていく