こんにちは。
カラーコンサルタントの中井美香です。
色や洋服の着こなしをアドバイスしています。
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そろそろ春の花粉の季節になってきましたね
私は年季の入った花粉症なので
暦よりも先に体で春の到来を感じています
で、そんな感じなので、
この時期あちこちの病院に行くわけです。
先日も朝から、眼科、耳鼻科、皮膚科をハシゴ
それぞれ離れた場所にあったり
いつも混んでいるクリニックだったりするので
3つのクリニックを回るのは、ほぼ一日仕事なんです。
あれやこれや
「したいこと＆しないといけないタスク」が
鬼の様にあるのに
はぁー、病院巡りで一日終わるとは
とか
「あちこち病院に行くので忙しい」というのは
よく高齢者の方から聞くセリフだけど私も一緒だわ。
・・・ってことは、私も仲間入りかとか
その日最後に行った皮膚科の待合室で
そんなことをドヨーンとしながら考えていた時です。
ふっと壁をみたらコレが現れていた
分かりますかー、コレってなにか？
答えは「虹」
硝子の板がプリズム代わりになって
綺麗な虹ができてたんです。
こんなに綺麗な虹が見えることはあまりなく
偶然できたものにしては
とてもはっきりと、綺麗な色の帯（スペクトル）が見えてます。
ところで、みなさん
虹の正体って何かご存知ですかー？
虹というのは、
その光がどんな色が混ざっているかが分かる
成分表なのです。
・・・と書いても「なんのこっちゃ」ですよね
身近な例で説明すると
雨上がりに見える虹はこの色をしていますが
これは太陽の光を分解した色です
太陽の光は普段、白っぽく見えていますが
そういう風に見ているだけで
実はこの虹の7色が混ざった結果として
白く見ている光なのです
普段は色のない太陽の光が、
ごくたまに正体を現す時があって、それが虹です。
雨上がりの空に残った雨粒に
太陽の光が通ると、そこで光が分解されて、
その構成成分である、7色が見えるというカラクリ
雨粒以外では、このプリズムという器具を通すと
太陽の光を分解することができます。
こちら、プリズムに太陽の光を分解して現れた虹
ね、太陽の光って、
本当の姿はとてもカラフルで美しいわけです。
だけど普段はその鮮やかな姿を隠しているし
人の眼もそれに気づいていない。
地味で当たり前の存在として映っているってことです。
実は普段見えてないものに
真実の姿が隠されているって
どこか哲学的で素敵な話じゃありませんか？
そして、これって「光」の話だけじゃなくて人間でも同じで
私たちはついつい
その人の表面の姿だけであれこれ決めつけがちですが
本当の姿は、他人には分からないし
ひょっとして、自分自身でも気づいていないかもしれない。
そんなことじゃないかなと思います。
ただプリズムがあったら見れますけどね
人にとってプリズムの役割を果たすのは何かな？
そんなことも思ってみたりして。
話は変わり。クリニックの待合室の話。
照明の光が分解されてできた「虹」を発見した私。
おっ！とテンションがあがって
スマホを取り出し写真をとらせていただいたのですが
ただ、まわりの患者さんから見ると
いきなり、何もない壁の写真を撮り始めたヘンな人に見えてたと思います
何もない壁にみえるか？
ヒカリが分解してできた綺麗なスペクトルが映る壁に見えるか？
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