こんにちは。
カラーコンサルタントの中井美香です。
プロフィールはこちらから。
洋服や靴、バッグって
食品と同じように「賞味期限」があるんですよね。
そしてこれも食品と同じで「消費期限」もある。
ちなみに食品の「賞味期限」と「消費期限」の違いは
消費期限は安全に食べられる期限で、
賞味期限はおいしさなどの品質が保たれる期限。
賞味期限を越えたからといって、
「食べられなくなる」わけではないけれども
本来のおいしさは逃している状態
これが食品の「賞味期限切れ」
じゃ、洋服やバッグの場合はというと
旬の感じで着れるのが「賞味期限」
洋服として着ていて問題ないのが「消費期限」。
消費期限は分かりやすくて
毛玉ができたり、やぶれたり、ほつれたり、薄くなったり
そんな状態になると、もうお役目終了という感じ。
その一方で
判断に悩むのが「賞味期限」の見極めです。
自分が「賞味期限内」だと思ってしまえば
ずーっと、それこそ「消費期限」ぎりぎりまで着れるわけですが
ファッションの流行もあれば、
自分の体型やライフスタイル、好みの変化もあります
私は、何か違うなと感じる様になったら
「賞味期限」切れかなと考えて
とりあえず「仮処分袋」に投入。
そこからだいたい1年位放置して
復活しなければ処分としてます。
買う時にわりと吟味して慎重に選ぶ派なので
賞味期限は平均して3~5年。
と、ここまでこんな感じで来たのですが
最近、SNSのある方の投稿を見て
もう少し短くてもいいのかと考えているところ。
それが「中年以降は毎年洋服を入れ替えるべし」という投稿です。
は?なぜ中高年?ですよね。
若者の方がトレンドに敏感だから
洋服のサイクルは短くなるんじゃないの?と思いますよね。
実は、この方の主張の根拠が「臭い」です。
洋服って、繊維に香りが染み込んでしまうとなかなか取れません
中高年以降ってどうしても、体臭が気になるお年頃。
あと、その家その家の臭いというのもある。
ペットを飼っているとその臭いもある。
何年か保管することで
これらの臭いが染みついてしまって
洗濯やクリーニングでも取りきれない臭いとなって
それが洋服から漂う!という主張です。
で、これ確かに思う所はあるんですよね。
誰かの家にお邪魔すると
そのお家ならではの独特の臭いって感じますよね。
でもそれは外部の人だけであって
ずっと住んでいると臭いは感じません。
それと同じことが当然洋服にもあると思うのです
自分が感じない「臭い」を
知らず知らずに放っているかも
年齢を重ねると
どうしてもトレンドへの意識は薄れます。
そうなると自分の中で賞味期限がどんどん長くなる。
→結果、蓄積された臭いを放っている
うーん考えただけで恐ろしい。
と、そんなことまで考えたら
洋服の賞味期限って
実はもっともっと短いのかもしれないと
最近は感じています。
そんなことで最近のモットーは
大人こそ、洋服と靴、バッグは生モノと考えよう!です。
・・・なので
買ったらすぐ着る
どんどん着る です。
臭い云々かんぬんを考えないとしても
洋服のへの愛情は買った瞬間が一番高いです。
それがまさしく旬のタイミング。
・・・ってことで
昨日買ったニットがこちら↓
今日早速着て、大好きなカフェへ
あと先日買ったこちらのバッグも
どんどん活躍させてます。
ファッションって気持ちがダイレクトに反映するもの。
来年、何を着たいと思っているか?とかなんて
分かりようがないです
だから、買ったら
そのままの状態で置いとかないで
すぐ着ましょう!
どんどん着ましょう!
洋服と自分の気持ちがフィットしている時期が
まさに旬のタイミング。
そして旬のうちに味わいつくすことが
結局は洋服を大切に扱うことかなと。
今、着たい服を、今、買う。
そしたら最大限に楽しみつくしましょう(^_-)-☆
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