こんにちは(^^♪
カラーコンサルタントの中井美香です。
色と洋服の着こなしをアドバイスしています。
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「パーソナルカラーはオータムだと診断されましたが
ウィンターの色も結構似合う気がするんです。
私、本当にオータムですかー?」
パーソナルカラー診断が身近になってきている今
こういう疑問をお持ちの方も増えてきているので
「似合う色」と「シーズン」についてちょと書いてみたいなと思います。
まず最初に言いたいのは、
似合う色(得意な色)はシーズンだけで語れないということです。
例えば血液型であればタイプ分けは絶対です
「AとBの中間の血液型です」というのはあり得ません。
だけど、パーソナルカラーはそういうものじゃないんですよね。
「オータムも似合うけど、ウィンターの一部も似合う」
そういうことはよくあります
むしろ、自分のシーズンの色しか似合わないという人は少数。
いや、厳密にいうとほとんどいないかも知れない。
パーソナルカラーというのは「得意な色(似合う色)」のことですが、
これ一人一人違います。
例えば
「黄みがかっていて、ちょっと濁った色が似合います。
濃い色の方が得意ですが、薄い色でも濁っていたら大丈夫。
あ、ただし青みの強い、薄い色は苦手なので避けてくださいね」
というのが似合う色のデータです。
ただ、こんな様にまくし立てて説明されたら
「へっ、なんのこっちゃ」となりませんか?
「今日は私、美術の勉強をしに来たんだっけ?💦」とか
「ひっかる単語が多すぎて内容が頭に入ってこん」とか
「パーソナルカラーって小難しいなぁ」とか
そんな風に思われる方もいらっしゃるかも知れません。
そこで、得意な色を分かりやすく伝えるために
色の特徴からグループ分けしているのが
パーソナルカラーのシーズンなのです
まずは得意な色がある
→それを4つのグループに分けると○○タイプになる
という流れです
なので当然ですが、
得意な色の範囲がこのグループぴたっとハマる人もいれば
そうでない人もいらっしゃる。
また、ぴたっとハマっている様に見ている人でも、
それは完全に一致ではなく、
ちょっとどこかが、はみ出したり、凹んだりしている
それが得意な色(似合う色)の本質です。
そうそう杓子定規にはいきません。
だって人間だもの(Byみつを)
ということで、得意な色は
シーズンだけでは語れないのです。
あと、パーソナルカラー診断を説明する時に必ず登場するのが、
4つのシーズンの代表的な色を集めたのがカラーパレットですが
これも誤解が多いです。
▼ウィンターのカラーパレット
▼サマーのカラーパレット
▼スプリングのカラーパレット
▼オータムのカラーパレット
そのシーズンの人はこのパレットの色がほぼ似合う
あるいは、自分のシーズンのパレット以外の色は全く似合わない
これらが誤解だという理由も
得意な色がシーズンだけで語れないってことから
分かっていただけるかなと思います。
さてさてそろそろタイトル回収💦
オータムだけどウィンターも似合う人という方は
そこそこいらっしゃいます。
この理由は、似合う色の特徴を
色相・明度・彩度で考えると分かりやすいです。
<オータムタイプの似合う色の特徴>
①色相:黄みの強い色
②明度:暗め(※明るい色だと濁りが必要)
③彩度:高彩度~低彩度、濁りあり
※3つの要素全部揃わなくてもOK
<ウィンタータイプに似合う色の特徴>
①色相:青みの強い色
②明度:暗め
③彩度:高彩度、濁りなし
※3つの要素全部揃わなくてもOK
オータムとウィンターって
全く違う世界の住人かと思われがちですが(笑)
色相以外、得意な明度、彩度は
結構共通項があるんですね。
ちなみにこちらはウィンターのパレットですが
この辺りの色はオータムさんでも似合う方が多いです。
3属性で言うと
②暗め×③彩度が高めの色-①青みの強くない色、
ならばウィンターの色でも似合いますよという感じ💦
ということで、
ウィンターの色も似合うオータムさんの話でした。
似合う色はシーズンだけじゃなくて
色相・明度・彩度の3属性で知っておくと
似合う色のへの理解が深まり、
使える色の範囲も広がります。
ただひとつ問題点があるとすると
この3属性を正確にとらえるのもなかなか難しいことです。
特に彩度に関しては、
パーソナルカラー診断されている方でも
話が通じないことがあったり、なかったり💦
なので、とにかく私、
今年は色の基本を分かりやすく伝えてたいと思います。
色でくらしを楽しむ人や
色で仕事がラクに楽しくなる人が
もっともっと増えてくれるといいなーと思ってます。
・・・ってことで
次回は彩度の話をじっくり、みっちりしたいなーと思います。
ではでは(*^^*)
【参考】パーソナルカラーとは