燃え剣
かなり昔の購入物であるが、
ご紹介してみよーと思う。
【燃えよ剣 / 司馬遼太郎 】
今は亡き、歴史小説の第一人者
司馬遼太郎先生の著書であり、
数ある作品の中でもかなり高ランクの人気を誇る1冊である。
いや、上下巻構成なので2冊である。
パチやスロのタイアップで お馴染みのゲーム、
【萌えよ剣
】
が、本作をモジったものであるのは言わずもがな。
主人公は土方歳三。
かの有名な新撰組の副長である。
百姓の出ながら剣に生き、
ニートの寄せ集めであった新撰組を鉄の組織に仕立て上げ、
江戸幕府の重鎮たちでさえ次々と降伏していく中
最後まで幕府軍として戦い抜いて死んでいった
武士よりも武士らしい男の物語である。
日本最後の武士と言っても良いかも知れん。びばらすとさむらい。
ボクはそんな土方歳三の生まれ変わりであると
固く信じていた時期もあったよーななかったよーな。
嗚呼、ピュアなあの頃に戻りたい。
ちなみに、
ボクがどれほどの武士であったかを示す証拠として
小・中・高の12年間 剣道をやっていたコトがあげられる。
やるだけなら誰でも出来るので、付け加えるならば
何度か武道館に逝ったほどの武士である。
ナニをしに行ったのか によっては
武士でもなんでもないのだが。
やってた期間を誇るのも無粋なので
その中身の濃さを示すエピソードとしては、
高校時代も当然剣道部だったワケであるが、
楽器屋のおっちゃんから
「良いビンテージギター入荷したよー 弾きにくるかー?」
とか言われるたびに
授業もろとも部活をサボるほどの武士である。