数年前から、ずーっとタイミングを逃し続けていた床もみじを観賞するため
11月19日(月曜日)に、京都 岩倉にある実相院門跡へ行ってきてん
叡山電車の岩倉駅から、徒歩20分くらいで到着やで
拝観料をお支払いする時に『拝観時の諸注意』があるねん。
・室内でカメラ使用禁止!
・庭園の撮影はOK!
数年前までは室内の写真撮影は出来たらしいねんけど、撮影に熱中し過ぎて周囲に迷惑をかけたり
ルールを守らない人が続出したせいで禁止になったらしいわ。
ホンマかなわんなぁ
ツアー観光バスがやって来た途端に、入口付近は大混雑やおぉぅ
床もみじは、日光が強くあたる時間帯が綺麗に見えるので、快晴の日がオススメやねんて
床に写り込む部分の紅葉が色づき始めた程度だったので、なんとも残念やったなー
まぁ、事前に実相院のホームページで、床もみじやお庭の紅葉情報を調べてから行ったので
「こういう事かっ」って納得済みやねんけどな
なんちゅーても、直前に更新されてた情報では、床もみじは“やや色づいた程度”やったからね。
下の写真は、床もみじを見る事が出来る、客殿内の『滝の間』の奥の庭やねんけど
この紅葉の根元付近が綺麗に色付いたら、黒光りした床が真っ赤に染まるんやて
少し外れた場所にある紅葉の上部はエエ色になってたから、もう少し待てば良かったんやろなぁ
客殿の奥にある庭は、枯山水の石庭やねん。
奥比叡の山並みを借景にした石庭の紅葉は、エエ感じの色づきやったよ
石庭の紅葉が散り始める頃に比叡山が紅葉するらしく、趣きの異なった風景になって美しいらしいわ
もう一つの庭は、客殿と書院の間にある『地泉回遊式庭園』やねん。
縁側に腰掛けて眺めてても大丈夫やから、庭を見ながら一息つけるで
混雑してたら、落ち着かへんかもしれんけどなぁ
この庭は日光がたくさん入るみたいで、庭の中央にある紅葉はかなり落葉してたけど
書院側にある木は、ちょうど見頃な感じやったよ
私が観賞していた短い時間の間にも、床もみじを撮影しようとする人が居たし(これは未遂)
フラッシュを焚いて室内の装飾品を撮影してた人が居て、大騒ぎで追い出されててんなー。
「追い出す」とか、「館内放送を使って注意する」ってのは、ちょっとやり過ぎな感じやけど
写真撮影禁止については、ホームページにも掲載されてるし、パンフレットにも記載されてるし
入口には張り紙があるし、係員にも説明されるから、『知らなかった』って言い訳は通用しーひん。
もちろん、撮影したくなるくらい魅力的やけど、ちゃんと約束事は守らなアカンよね?
現行犯なのにバックれるって、ありえへんしかも。
残念ながら、ルールを守ってないのが全員立派な大人ってトコが、ホンマ恥かしい
床もみじは、眼に焼き付けましょう(笑)
庭を撮影する時も、室内に足を踏み入れた状態での撮影は禁止されてるから注意やで
個人的には、実相院のお向かいにある公園の紅葉が一番綺麗やってんなぁ
■実相院門跡
京都市左京区岩倉上蔵町121