新地本通りに出てる看板が気になっててんけど、ちょーっと気合が足りひんくて行けてなかってん
本通りの御堂筋から程近い場所にも、竹葉亭っていう別のウナギ屋さんがあるねんけど
『がっつり系の鰻重』の気分じゃなくて・・・でも、ちょっと鰻を食べたい
鰻・・・ウナギ・・・うなぎ・・・
あぁ・・・やっぱりチョット勇気がいるなぁ
ここで引き返したら女がすたるわっ(死語?)←気合入れ過ぎ
おりゃぁぁぁ!行ってまえぇぇぇぇ
エレベーターで2階へ
扉が開いた途端、目の前には石畳が続いてて、その先に開け放たれた入口があってん。
なんか場違いなトコに来てしもたみたいやなぁ~って、後悔してたら
和服姿の優しそうな女将さんが「どうぞ~」って言うてくれはったので、お言葉に甘えて恐る恐る入ってみた
カウンター6席とテーブル4卓の少し小さ目なお店やねんけど、注文を受けてから鰻を焼かはるスタイルで
昭和11年から北新地で営業してはるねんて~
改めて、もう一度メニューをしっかり確認ふむふむ・・・
気になるメニューは色々あるねんけど、確実に予算オーバーやな
って事で、鰻烈@¥1,000
で決ぃまりぃ~
鰻のオムレツ・・・ウナレツ?・・・鰻レツ?・・・鰻烈・・・かぁ
?
カウンター席の向こう側調理場があるねんけど、一升瓶が2列に並んでるから、全く見えへん(笑)
チラチラ見えた人影でカウントすると、総勢3名で調理場を切り盛りしてはるみたいやわ~
カチャカチャカチャっと、溶き玉子を作ってはるらしき音が調理場から聞こえてきて
期待が高まったところに、ジョワァァァっとめっちゃ素敵な音が聞こえてきたよ~
「おまたせしました~」って女将さんが、運んでくれはったのがコチラなんす。
ノーマルの鰻丼じゃなくても、ちゃんと蓋されてるでぇ
生姜と共に添えられた薬味について、女将さんの説明によると
「柚子胡椒は辛くないから、玉子と食べたら香りが楽しめますよ~。」って、言うてはったから凝視してみた
ん~???
これは・・・「紅葉おろし」ならぬ「若葉おろし」って言うのか?
蓋を開けると・・・黄色い視界供に、ふわぁぁぁ~んとバターの香りがぁ
チラッと見えてるのは、ウナちゃんですな
刻まれた鰻は少量しか入ってなかったけど、ほんのりバターの香りがする玉子はフワフワで
柚子胡椒をのっけて口に入れるとお互いがケンカせんと、名コンビに変身や~
鰻のタレも全然くどく無くて、抜群に美味しいで
お吸い物は肝吸いじゃなくて、普通のお吸い物やってん。
コレってガッカリポイントらしいねんけど、肝が苦手なもちょとしては逆に良かったわ~
ランチには一品が付いてて、ひじきの炊いたんやったよ。
お会計の時に「これどうぞ~」って渡してくれはったのは
名刺の入った小袋で、爪楊枝が3本入ってる千代紙でこしらえた鶴やった。(たぶん手作り)
アメちゃんも一緒にくれはったで~
いつか「白焼き」と「うなとろ丼」が食べたいなぁ
うなぎ・日本料理 ひし好 (うなぎ / 北新地駅、大江橋駅、東梅田駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5