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題名・男の出産
著者・松久淳
新潮文庫ま-23-1
平成15年4月1日発行

編集者であり作家でもある松久さんの奥さんが妊娠した!
女性の視点での妊娠記録本は数あれど、夫である男からの視点で見た妊娠~出産を綴った作品は珍しい。まさに妊夫日記!

いつの子供?…から現実的なお金の話…親族とのやりとりやら産院での男の立場…そして一番大変な妻へ、夫として出来ることとは?
などなど、男として大変共感というか参考になる作品です。

クライマックスの出産が近づくにつれて、読み手側も緊張感が高まっていきます。そしてちょっと感動的なエピソードも…

やっぱり子供って、ふたりの愛の結晶なんだな…と、らしくない感想です(笑)