071205-103809.jpg

題名・愛逢い月
著者・篠田節子
発行・集英社文庫し23-3
1997年10月25日第1刷


6編の短編集。
これらの作品はなんと表現すればいいのだろう…
霊的な部分はホラーのようでもあり、ストーリーはサスペンスやミステリーのようにもとれる。
男女の愛憎劇はラブストーリーの一種?

とても不思議な作品集ではありますが、正直かなり引き込まれました。
型にはめて読むと元々型などないのですぐに予想が裏切られます。
先が知りたくて読み進むと実に奥深い!
そして脱力感さえ感じるようなラストだったりします。

篠田さんの作品は初めて読みましたが、面白い作家さんはまだまだたくさんいる!

100円文庫の旅は、まだまだ続きそうです(笑)