こんにちはー
前回の記事にもコメントをありがとうございます!
実母は良かれと思って自分の育児感を押し付けてくるのでしょうが
離れて暮らしているからまだ耐えられるけど…
いや、離れてるからこそ、実母の育児感はいまだに令和版にアップデートされてないのかな、
近くで実際の育児風景を見ていれば少しは考え方も変わるのだろうか、、、
なんて思っているとこです
あと一年後には超近距離同居の予定があるので、
母とはうまくやっていきたいと思うのですが。
いろいろ考えて憂鬱になることも多いです(深刻)
ちなみに昨日のおやつ
さて、話は変わるのですが…
最近ニュースを見ていると、株式投資の話題をよくやってますよね
日経平均が4万円を超えたりもして、新NISAも注目されてる
ちなみに私は新卒で証券会社に入社して…
今じゃ考えられないようなパワハラセクハラの波にもまれながら証券ウーマンとして働いていました。(3年で辞めたw)
あの頃は毎日ノルマノルマに追われ、ほんっとうに地獄のような日々を過ごしたもんだった
専業主婦時代も病んでいたけど、このときの3年間があったから「まあ、ノルマに追われるあの頃に比べればマシか」と自分で自分を励ましたこともありました
ただ、この3年間を過ごして唯一よかったと思うのは、
当時から投資に関する知識を身につけられたこと、そして同世代と比べると自分はかなり早めに投資を始められたことです。
ちなみに夫も新卒から金融一筋。
一時期は運用の部門にもいたので、投資に関して私以上に詳しいのです。よって、日常的に運用の話や株式の相場観についての話をしますが、夫婦でそれできるのはいいなと思ってます。
で、
最近のニュースの株式投資に関する取り上げ方について…思うことはいろいろあるのですが
一番気になっているのが、幼児向けの金融教育の紹介。
あれはもう、なんだかすごく違和感しか感じないと夫とよく話しています。
まだ小学生になるかならないかの子どもたちにゲーム感覚で投資について学ばせる…って、お金の価値もよくわからない子たちには無理があるんでないか?
そもそも幼児に必要かなぁ
金融についての知識を早めに教えておくこと(高校での金融教育を義務化するとか)には賛成ですが、お金について…特に投資についての仕組みを理解するには順番ってものがあるんじゃないか?なんて思ってしまって…
まあ、ニュースの中で紹介されていたのはほんの一部分だけなので、実際に何時間もかけて教えている内容は子どもに理解できるような、すごいものなのかもしれませんけどね
で、ちょうど同じこの時期。
次の4月からうちの4人の子どもたちに毎月お小遣いをあげることが決まりました!!
(4人にも通告済みw)
というのも、
ショッピングモールに行くたびに「ガチャガチャやりたい」としつこく言われて「一人一回だけね!」と根負けしてさせたとしても、
家に帰ったときにはガチャガチャの中身はもうゴミになってるようなことも多いし
3日に1回くらい消しゴムなくして「また買って」と言われてイラっとすることばかりだったので
そういう時に「自分のお小遣いで何とかしなさい!」と言える方がいいだろうということになったのです
金額については、長女は月に700円、次女三女は月に600円ずつ、そして末っ子は400円に決定。末っ子のお小遣いは親が管理するとして、毎月この金額を子どもたちに渡すことにした…
のですが
毎月これだけの小銭を用意するのがめんどくさいなあという話になり、
じゃあ、本人が希望すれば、4月の段階で12か月分をまとめて年払いしようということになりました笑
(ちなみに、文房具とか本とかは別に買ってあげるつもり!基本的には子どものものは親が買えばいいと思ってますが、子どもが自由に使えるお金を少し持たせてみようという気持ちがあります)
で、年払い希望の長女には4月に8,400円を渡す予定
こないだ、
「その8,400円はどうするの」
と聞いたら、
「鍵のかかる引き出しに入れて、使う分だけちょっとずつお財布に入れる!」
と言うのです
思わず、
「タンス預金じゃーんw」
と思ってしまったんですよね
それでふと、
「ねえ、その8,400円をすぐ使う予定がないなら、引き出しに入れとくんじゃなくて、少しお母さん貸してみない?」
と聞いてみました
「えーなんで」
「もしそこから3,000円をお母さんに貸してくれたら、お母さんはそれで100均行ってビーズをたくさん買って、アクセサリーを作って、ネットで売ろうかなと思って。それでアクセサリーが全部売れたら5,000円になったとして。さて、お母さんはいくら儲かったことになるでしょう。」
「え。2,000円…」
「正解ー。で、この2,000円はお母さんが頑張ってアクセサリーを作ったからゲットできたんだけど、もともと長女ちゃんが3,000円を貸してくれたからできたことだから、儲かった2,000円のうち500円はお礼に長女ちゃんにあげるよ。だから、借りた3,000円とあわせて、3500円返すねーって言ったらどう?うれしくない?長女ちゃんは何もしないでプラス500円もらえるよ。ガチャガチャ一回できるよ。」
「うーん。じゃあ貸す。」
「でもさ、もしかしたらアクセサリーが全然売れなくて、1円も儲からなかったり、もしくは、材料を買うだけ買ってやる気がなくなってアクセサリーも作らないかも。そしたら、借りた3,000円も返せないかもしれない」
「最悪じゃん」
「そうそう、だからそこはお母さんを信じるかどうかよ」
「うーん、信じられないからやっぱり貸さない。それならお父さんに貸した方がいいかも。」
「なんでお父さんなの!」
「お父さんの方が信用できる」(!)
「それそれ、それが投資よ。要は、今すぐ使わないお金を誰かに貸すわけ。でもお金を何に使うのか、そもそもそいつが信用できるか、ちゃんと知っとかないと貸したくないでしょ。でもって、よーし、きみにお金を貸してあげよう、だから頑張ってよ!っていう気持ちで貸すわけよ。それが投資よ。」
「へー」
「長女ちゃん、投資をやってみたいと思う?」
「うーん…」
そんなこと言ってその時は終わった会話だったんだけど。
それから何度か長女が、
「こないだの、とうしの話なんだけど。あれは、3,000円とかじゃなくて…100円とか200円とかでも貸せる?」
「なんで100円?」
「だって100円なら、まあ…返せないって言われてもまあ…いいかなって」
「おお、いいね。最悪ゼロになっても仕方ないって額から始めるのが投資の基本だな」
とか、
「お母さん、とうしをしてる時に、やっぱり今すぐそのお金を返してって言えるの?」
「そのときには、3,000円借りた分は今使ってる途中だから、今すぐだと2,000円しか返せませんって言われるかもよ」
とか。
案外投資の基本について教えてあげられている気がします。
非常に面白いです
やりとりをしている限り、
長女はなかなか、、投資家向きかもしれないなんてね笑
というわけで、
ただの雑談ではありますけど
家でのお小遣いの話題は、子どもが投資家向きかどうかを知るいいきっかけになると思います
少なくとも、
毎月決まった額が欲しいか
or
年払いでまとめて欲しいか
を聞いてみるだけでもおもしろいかも!
子ども向けの金融教育は、とりあえず家の中でも十分できると思う
ぜひお試しください