シゲの結婚が発表されて数日たったけど
何もなかったように毎日は過ぎていく
多分表では家庭の影が見えないように振舞ってくれるんだろうなと思っている
相手が有名人だとなかなかそうもいかないのかもしれないけど
一般の日本人女性で顔も名前も年齢も分からなければ想像しようもないからね
で、ふと
レタスクラブを読んだんよ
読んでいくうちに
同じ言葉なのに結婚前と後では全く感じ方が違っていることに自分でも驚いた
花についての話や
うちは人がよく集まるのでホームパーティもよくやる
と聞くと、今まではそんな想像全くしていなかったのに
そのひとのシルエットが脳裏に浮かんでくる
表には出してなくても
言葉尻ひとつひとつのとらえ方が今までとは全然違ってくる
その変化が耐え難いというひともいるんだろうな
前と後
天と地がひっくり返る感じだ
しかしシゲってさ
「さらなる高みへ」好きだね
3人になったときも言ってたっけ
大集会で本を読んでくれなくても買ってくれればいいと言ってたけど
作家として冗談でもそれは言って欲しくはないなあ
自分で自分の作品を貶めてない?
直木賞候補にもされるくらい評価されているんだからそこは読んでくださいじゃないの
何というかね受賞できてない原因がそこらへんに少しあるような気がしてね
作品は読まれてナンボだから
帯が変わるたびに買ってくれるファンの存在はありがたいとは思うけど
それは果たして本当の売り上げなのかなという疑問が自分の中にある
どうしても盛られているように感じてしまう
他の作家にもそういうファンはいるのかもしれないけどシゲは特殊だから
自分は色眼鏡で見ているのかな
厳しすぎるんだろうか
発売のときも自分こんだけ頑張ったんだよってちょっとアピールし過ぎな感じがした
取り上げてくださるのは嬉しいことなんだけどね
特別話題にしてもらえてるように感じる
気にし過ぎかなあ
(まあファンではない人の目にはそこまで入ってはいないだろうけど)
有無を言わさない大ベストセラーを出して有無を言わさず受賞して欲しい
そうしたらさらなる高みへ行ける、のかな