川本朗のモットエーガね!レビュー
この映画、世界最古のおとぎ話と言われ、17世紀にイタリアで書かれた民話集「ペンタメローネ 五日物語」を映画化したものなんだって!? メガホンをとったのは『ゴモラ』『リアリティー』で、カンヌ国際映画祭グランプリを2度受賞したイタリアの鬼才マッテオ・ガローネ。これまでの作風とは違うタッチで異世界を描いた映像美重視のファンタジー。デコレートされた登場人物は、みんな個性的で人間離れしたキャラクターばかり。「女の性(さが)」をテーマに、3つの王国に住むそれぞれの世代の3人の女たちが自身の欲望を爆発させる。生身の人間を最大限にデコレートし、奇妙なクリチャーを創造し、CGと特殊メイクを組み合わせて独特な映像世界を創り上げている。ギレルモ・デル・トロ監督とか好きな映画ファンにオススメ!
キャストには、サルマ・ハエック、ヴァンサン・カッセル、トビー・ジョーンズ、ジョン・C・ライリーが出演しているが、個人的にオーガ(鬼)役を演じた男優が気になる!?
『五日物語 3つの王国と3人の女』2016年11/25(金)→TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、12/3(土)よりセンチュリーシネマにてROADSHOW
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