花は盛りに 月は隈なきをのみ 見るものかは
咲き終わりの木蓮。
道々に落ちた花びらは、踏んで滑らぬようそっと根元へ。
今年も咲いてくれて、ありがとう。
えも言われぬ香りに包まれながら、
天上とはきっと、こんな気配なのだろうかと思う。
毎年巡る、この楽しみのひととき。
花の落ちた枝も美しく、
これから芽吹く新芽もまた、美しい。
移ろいゆくすべてを愛でること。
すべてを肯定すること。
そうすれば、世界もまた同じように応えてくれる。
あなたのままでよいと。
華厳思想に身を委ねるとき、
すべてが繋がりあう感覚の中で、
深い安心と静かな理解に包まれる。
神仏を大切に。
動物や植物を大切に。
木蓮の香りの中で 🪷
#桜の付下げ #魚々子織袋帯 #茶席へ


