こちらの4種のパンたちの

成形からの工程記事です

 

難しい成形はありません

ただ

一度に4種の成形は

慣れていない方には

おすすめしません

慣れないうちは1種のみで!

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パン生地合計=520g

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だいたいここで4種の具材を決める

そこで

どのパンを何グラムで成形するか考える

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①ちくわパン

ちくわにシーチキンと

みじん切りにした玉ねぎを

マヨネーズであえたものを入れておく

 

高い竹輪はサイズが大きくて

厚みもあるので

むしろお安いちくわで十分

大きなちくわだと

このパン生地量では足りません

また

生地を細く伸ばして巻く成形は

この生地量だと足りません

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ちくわより大きく伸ばしたパン生地

詰めた具材側を下に置く

包む

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とじめはしっかりと

マヨネーズとか油などが

生地にくっつくと

もうその生地と生地はくっつかない

そこは絶対注意

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とじめを下にして少し転がす

ここから二次発酵

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②あんぱん

生地量が足りなく3個しか作れない

自家製粒あんは1個分=35g

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生地を丸く伸ばして包む

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よくあるレシピは風呂敷包み

あれはあれでいいのかもですが

こういう外側全体から

生地を持ってきて中央で合わせるが

丸く包めるような気がします

風呂敷だと出来上がりが□になる

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とじめはしっかり

このあんも生地にくっついたら

もう包めないと思ったほうがいい

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とじめを下にして丸く整える

ハサミでカットして開く成形

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左利きなので

右利きの方は右からカットがやりやすい

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パン生地を回しながら切っていく

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均一にカット

意外と中央近くまで切らないと

あとで開きが足りなくなる

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ここまで来たら

全ての生地の間を切っていく

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実際の作業は

ちゃったと切る

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2つ1セットになるように

開いていく

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成形終了

ここで

あんの包み方が均一じゃないと

きれいにできないことがわかる

ここから二次発酵

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③じゃがいもベーコン

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半額の新じゃがを茹でて置おいたもの

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生地を丸く伸ばして

具材を包む

じゃがいも

ベーコン

たまねぎみじん切り

粒マスタード

マヨネーズ

事前にこれらを混ぜておくとラクかも

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包む

とじめはしっかり

とじめを下にする

ここから二次発酵

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④りんごカスタード

余った端数のパン生地使用

計量したら73gだったということ

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生地を薄く伸ばす

以前よりもよりずぼら

セルクルを使わず

カードでカット

真ん中の生地が底

周りの生地が土手

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型に底の生地をのせる

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ベンチタイムをとりながら伸ばした生地

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右手と左手で片方の端を持ち

片方の手は上方向へ

もう片方の手は下方向へ

動かしねじる

両端カット

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型に置く

底の生地に密着させる

液漏れ防止

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自家製カスタードをのせる

中央にのせて

スプーンで端に広げる

型を回しながら広げると

きれいに伸びる

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レーズンのラム酒漬けをのせる

その上に

りんごをカットした甘煮をのせる

レーズンは焦げるので

表面に出ないようにのせること

ここから二次発酵

二次発酵中は

絶対生地は乾燥させない

霧吹きをバンバンすること

これを忘れたら

固いパンになる原因でもある

 

<成形終了時刻メモ>

①ちくわパン=7:56
②あんぱん=7:49
③じゃがいもベーコン=8:23

④りんごカスタード=8:07

つまり

②①④③の順番に成形したということ

そしてポイントは

最初と最後の成形では

27分もの差があるということ

夏ならば

最後に成形が終わった頃には

最初に成形したパンは

かなり二次発酵が進んでいる

ということ

パンは難しくないのですが

こういう時間差を考えないと

パンに人間があわせてあげないと

丁度いい発酵具合のパンは出来ない

しかも

成形や生地量の違いにより

そのパン1個の

二次発酵終了時間は違う

なので

パンは1種類だけ作る人が多い

そして

二次発酵は30‐40分

ということになる

私はタイマーは使わない

パンを見ればわかるから

パンが教えてくれるから

 

二次発酵が終わってからの作業

①ちくわパン

カミソリで2本のクープを入れる

そしてドリール

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②あんぱん=7:49

ど真ん中をお箸で押す

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ドリールする

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けしのみを中央にちらす

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③じゃがいもベーコン

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ハサミをパンに対して

直角にもちカット

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十字にカットしてやや開く

シュレッドチーズをのせる

 

④りんごカスタード

ドリールする

 

今回最後の成形が終わって

オーブンの予熱をスタート

その前に最初に成形したパンは

室温に出しておきました

(発酵オーバーになるため)

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余熱完了したらあとは焼くだけ

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あんぱん

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一度に3個しか焼かないって贅沢

電気代のもったいない使い方

でも置けるだけ置いて焼くと

焼きムラができる

ジェットコンベクションでも

能力不足になるのです

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ちくわパンとりんごカスタード

うちのオーブンはこの丸い天板が

回転するので実は中央の火の通りが悪い

なので

各人のオーブンのクセに併せることが重要

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じゃがいもベーコン

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具材たっぷり生地薄いので

二次発酵時間はそれほどかからない

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ということで

全てのパンが終了

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こちらのパンは

パウダーシュガーをふりかけて完成

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こうなりました

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断面

 

①ちくわパン=7:56

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最近この成形が好き

大人っぽくておしゃれ

よくある成形は

生地を細く伸ばして

ぐるぐる巻き付ける

あれは難しい

ベンチタイムをとりながら

あんなに生地を伸ばすなんて

やりにくいし場所も取る

時間もかかる

いいことない

そして

出来上がりが古めかしい


あんぱん

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この成形にするのはおすすめしない

手間がかかるのに均一にするのは難しい

ただ

包むだけの成形だと意外と爆発する


じゃがいもベーコン

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具材の存在感あり

自宅で作るパンは

生地と具材の比率を

具材多めにできるのもいいところ

うまく作ればおかずは要らない

市販のパンはおかず必須

 

りんごカスタード

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ごはんとおやつの中間

手作りならば小さなお子様にも安心

 

ついでに

トースト

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トーストしたら中はふわふわimage

カバーをして置いてあります

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パン作りの悪いことは

思いつかない

 

皆さまもどーぞお試しくださいませ♬