衆議院選挙で自民が歴史的な大勝利を収めた。全465議席のうち自民党は316議席(公示前勢力比+118)、中道改革連合(立民+公明)は49議席(-118)となった。さらに自民党の比例代表の重複立候補者が小選挙区で大勝した結果、比例獲得議席が名簿に載せた候補者数を上回る「名簿不足」が相次ぎ、全国4ブロックで計14議席を他党に譲った。本来の自民の議席数は330議席にものぼる。
 いつもながら各党派別議席数や年代別投票先について前回25年衆議院選挙と比較する報道は多いが、政党支持の変遷をみるには、比例の得票数の変化をみるのが適切だ。前回24年衆議院選挙、昨年25年参議院選挙の各比例代表の得票数を調べてみた。

 以下は左から24年衆議院選挙→25年参議院選挙→26年衆議院選挙の順。

自民 1458万→1280万→2100万(千単位は切り捨て)
立民 1156万→ 739万
公明  596万→ 521万     1043万(中道)

自民はさすがに大幅に増えているが、こうしてみると前回は公明+立民で1260万あったので減ったのは200万。もちろん参議院選挙までは自公政権だったので自民支持者でも比例に公明、公明支持者でも比例に自民に投票した方もいるので、必ずしも個々の意思を正確に反映したものではない。報道では公明支持者の5~7割、立民支持者の5割前後が中道を支持したとのことだが、今回、中道への投票数は1000万を超えている。中道の惨敗は読み取れるが小選挙区制度によって議席数の減少をさらに押し下げる形となった。

自民は奢ることなく、反対勢力が侮れる数ではないことを認識してほしい
その他各党はの比例得票数の変遷は以下の通り。国民は昨年参議院より微減、大幅に議席数が増えた参政も、昨年参議院よりはかなり得票数を減らしていることがわかった。


国民 617→762→557(万)
維新 510→437→494
参政 187→742→426
れいわ380→387→167
みらい    151→381
共産 336→286→251
保守 114→298→145
社民  93→121→ 72