昨日の日経平均の日足は小陰線でした。

 

 

終値で3月15日以来の安値をつけ、3月9日と10月3日を結ぶトレンドラインを明確に割り込みましたが、ドル建て日経平均は-0.09%でつまり円高の分下がっただけです。

「大発会に下落して不吉だぁ~」という声もありますが、大発会では直近5年中4年が下落&陰線で、しかも唯一の上昇&陽前場だった昨年がその後どうなったかを振り返れば心配しなくても大丈夫です。

25日線乖離率も-5.51%に広がり、短期的なリバウンドも期待されるところでもあります。

 

対内証券投資だと日銀の金融政策修正の影響で海外投資家はクリスマス週に中長期債を過去最大の4兆8623億円売り越しとなっています。
売り建てている海外投資家も多くいるとみられ、日銀はそうした債券を買い続ける必要がありそうです。

 

ブルームバーグより引用

 



うさぎ年は株価が跳ねてぇ~」と嬉しそうに語るアナリストがいらっしゃるようですが、1949年以降で12年中4番目に良いっていうのはそんなに良くはないと思われます。

ただ、前年(とら年)が良くないので良く見えるというのはあるかもしれませんが…。
 

東海東京調査センターより引用

 


 

ただ米国ではアップル2021年6月以来の安値をつけて時価総額が2兆ドルを割り込みました。

すでにマイクロソフトとサウジアラムコが2兆ドルを割っていたため、時価総額2兆ドルを超える銘柄はなくなりました。

 

ブルームバーグより引用




そんな中発表されたISM製造業景況感指数は48.4と2か月連続で低下して2020年5月以来の低水準となりました。
年間ではリーマンショックのあった2008年以来の大きな低下となります。

 

ゼロヘッジより引用


 


独CPI前月比-1.2%と2015年以来の大きな減少となりましたが、前年同月比で見ると+9.6%とまだまだ高水準にあります。

 

ゼロヘッジより引用



先行指標であるM2が0.0%にまで下がりました。過去に1度もなかったことです。
後行指標であるCPIとは1年ほどのタイムラグがありますが、いずれデフレとなる時代が米国にも来るのでしょうか?
 

ゼロヘッジより引用

 


 

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では良いトレードを!