道東の雄大かつ神秘的な自然を満喫 | もつ焼き松っちゃん おかみの記

道東の雄大かつ神秘的な自然を満喫

 連休を少しずらして、横浜の妹夫婦と4人で久しぶりに北海道旅行

を楽しんできた。夫が脳梗塞を患い、5年間は遠出を控えるように言

われて5年を経過。病状も良好で許可をもらい、大好きな道東の旅を

チョイス。


 屈斜路湖畔にたたずむプリンスホテルから見る景色は絶景で、日常

の疲れやストレスを一掃してくれる。北海道の良さは、やはり雄大で神

秘的な自然。人間が手を加えていないところに心惹かれるから、リピー

ターが多いのだろう。


 シングル時代は仕事柄ほぼ全国を訪れているが、道東を超える自然

と出会うことはなかった。道東が初めての夫もはまってしまったらしく、

「夏にまた来ようね」と言うと、頷いていた。


 サロマ湖からオホーツクの海を一望しながら小清水原生花園に。降

り始めた雨を気にしながら、摩周湖へ向かったが、深い霧で前方が見え

ない。展望台から眺める風景は真っ白な霧に包まれ、紺碧の湖は姿を

現さなかったが、それも一興。かつて見た青々とした湖面を思い出しなが

ら、すがすがしい気分に浸れた。


 帰宅するなりまたいつもの生活だが、3日間の旅が与えてくれた癒しの

空間は、確かな心の充足感となっている。


 自然への感謝、自然と共存することの偉大さを改めて実感した旅とな

った。