遅ればせながらあけましておめでとうございます | もつ焼き松っちゃん おかみの記

遅ればせながらあけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。ご挨拶が遅くなり申し訳ございません。

新年早々元旦から夫が発熱。薬局へ薬を求めに走りましたが、2軒とも

「インフルエンザかもしれませんから薬を飲むより診察をお勧めします」との回答。

医薬分業が進み、薬のプロが正確な判断をするようになり、少し安心しました。


 休日診療に臨みましたが、なんと正月早々から患者さんの多いこと。全員が

マスク姿なのに驚き、私も慌ててマスクを着けると、風邪でぐずついていた男の子

が私の姿を見てニッコリ。あまりのかわいさに私も微笑み返し。


 夫は幸いインフルエンザではなく、年末からの疲れがたまっていたようで3日間

風邪薬を処方されすっかり元気になり、4日から予定通り開店しました。


 子供の頃から年末年始はいつもと違う空気が流れていたのに、このところその

雰囲気が本当に薄れ、どこか寂しさを覚えているのは私だけではないでしょう。

昭和を生きてきた世代だからなのかもしれませんが、日本人の心を伝える文化

だけは継承させていかなければいけないと思うのです。


 初詣に出向く姿はいつもの風景なのでしょうが、せっかくの着物姿に、腕まで

出しながら「エッ、まじ?」はないと思うのです。やっぱり古い世代の、ウザイ話し

なのでしょうか? 


 携帯を持たない主義の私ども夫婦のほうがすっかり珍しいのですが、私の

こだわりでもあります。理由はいくつかあるのですが、一つはペースメーカーだけでなく

補聴器にも影響を与えることをシングル時代に知ったからです。それと便利さに慣れ

過ぎると必ず落とし穴があるような気がしていたからです。今マスコミを騒がせる

さまざまな事件は当然起こりうることだったと思います。


 とは言っていますが、出先で公衆電話が少なくなり探すのに一苦労したこともたびたび

で、その時だけは「やっぱり必要かな?」と思ったりもしますが、いまだかたくなに

不携帯を貫いております。


 そんなわけで頑固は夫だけではなく、実は私も頑固なのですが、変わらぬご愛顧を

賜りますよう心からお願い申し上げます。