東北一の都市であり、仙台藩興隆の基盤を作った伊達家9代目の独眼竜政宗はあまりにも有名です。
その居城、仙台城は青葉城とも呼ばれ、これもやはり築城主は伊達政宗であります。瑞巌寺は隠し砦という説もあり、私が修学旅行で行った時にはそんな説明を受けた記憶があります。
さとう宗幸さんが歌う青葉城恋唄は110万枚を超えるヒットとなり、友人S君は帰省の度に行くカラオケで必ず歌ってくれるほど。
野球の強い学校として有名なのは仙台育英高校。
後にダイエーホークスに進む大越投手を擁して臨んだ甲子園は惜しくも準優勝でした。
トラック野郎・望郷一番星では、
吉川團十郎扮する宮城縣がストーリーの中でかなり重要な役を担いました。都はるみの大ファンで、帰路の途中にタイヤがバーストして崖から転落するという悲劇。その追悼のために行われた盆踊りで都はるみさんによってトラック音頭が初披露される、という流れに。
仙台の話はこれくらいにして…
今回のお話の主役は、仙台のかわいらしい女の子。
一体どんなお話になるのでしょうか。
…
11/3
YZF-R全国ミーティング
(以下全ミと表記します)
私はこの日の晩に車で遠出することになっており、三重県は鈴鹿サーキットで行われるYZF-R全国ミーティングには参加しませんでした。直前になって母親の入院も重なりそうだったんですが、これは延期となりました。
私と同じく全ミに参加しない予定の★SAT★さんから、
3日空いてない?
全ミから帰ってくるもず氏を…
もずく氏?
百舌という鳥かもずく酢くらいしか知らんぞ
秋田では寝言を言うことをもぞをこくと言いますけど、寝言を言う人ですか?
いや、ツイッターのフォロワーだよ(笑)
どうも女性らしい。
昨年の全ミで長距離選手権の表彰台に上がっていた女の子。
YZF-R25で仙台からはるばるミーティングに参加するだけでもすごいと思うのですが、
彼女は往復をぼっちで走りきる
ツワモノらしい。
仙台から鈴鹿サーキットまではおよそ750km弱。
これを自走でしかも女の子ひとりで走るんだから、自然と屈強な女性を思い浮かべます。
ちなみに私が秋田まで帰る距離よりも100km以上長いです。しかも彼女は250ccのYZF-R25です。
距離を多く走る人を例えるのにいろんな表現を用いますが、この間お会いした大河ちひろさんは自らを距離ガバと言ってましたし、距離感がマヒしているとか、距離感がおかしいとか、いろんな言い方をするかと思います。私が100km未満だと近いと感じるのも距離感覚がマヒしている証左となります。
まぁ、バイク乗りは全てをひっくるめて変態という言い方をしますね。
試走とか言って石巻から大間までの450km弱を、K125で走る変人も身内にいますからね。
もず氏の距離感もちょっと、いやかなり
気狂(きちが)いじみてます。
前世は鉄砲玉だきっと
…
11/2
とりあえず母親が入院しなくてもよくなったので、★SAT★さんに連絡。
★SAT★さんに連絡すると、
なんかさ〜、もず氏が首都高走ってるんだけど…
ツーリングプランにかかるルート教えたんだけどなぁ…
途中横浜とか洒落た場所に寄り道でもしたのでしょうか?若者ですし。
★SAT★さんが寝る間を惜しんで、ツーリングプランを使って少しでも節約できるような圏央道周りのルートを教えてあげたのに、それをあざ笑うかのような首都高通過。
私と二人で、
おそらく何も考えないで走ってるだろうな(笑)
という結論に達しました。
後からわかったのですが、本当に何も考えないで首都高方面へ入ってしまったようですけどね。
ちなみに、彼女の宿泊先の検索までしてくれたのは★SAT★氏です。
何も考えていなかったそうなので!
ひょっとして天然?
最近私の周りには天然ちゃんが多い傾向がありますが、彼女もその類なのではないかと★SAT★さんと予想しました。
さて、前途不安な幕開けとなりました。
弾丸娘たる彼女と合流することはできるのでしょうか?