ご無沙汰しておりました。

もつです。



気付けば、1年近く

更新できていませんでした。



いろいろありました。

毎度毎度ですが、

今回も従業員問題です。



しかも今回は、

まだ騒動の渦中にいます。

早く、昔話として

話せるようになりたいです。



数年前にも、

信頼していた従業員の裏切りに、

ブログが続けられないほど、

心が折れたことがありました。



あれから数年経ち、

やっと落ち着いて思い出せる

ようになってきました。



元従業員は勤勉で優しく、

患者さんからも好かれていました。



夫も私も本当に信頼しており、

シングルマザーの彼女を

何かと気にかけていました。



ところが、元従業員は

私たち夫婦には「定年まで勤めたい」

「こんな良い職場は初めて」と

時には涙まで流して言いながら、

陰で転職活動をしていました。



そして、見つけた先で

内緒で副業を始めました。

最初は休診日に働いていましたが

体力が続かなくなり、

「実は副業している」と告白し、

週一回、強引に本業を休み

副業先に行くようになりました。



確かに、就業規則で

副業は禁止していませんが、

許可を得る規定です。

しかし、元従業員の場合は

すべて事後報告でした。



いきなりの申し出に

私たちは混乱しながらも、

こちらの人手が足りなくなると

伝えましたが、

「私の人生は私が決めます」と

ズレた回答が返ってきました。



就業規則や雇用契約などなく、

全部が口約束だった時代の人なので、

規約の概念がなかったのでしょう。



これまでのソフトな物腰とは

真逆の頑なな態度は、

当時の私たちには衝撃でした。



しばらくして、

元従業員は仕事中にたびたび

ミスを繰り返すようになり、

夫から注意されると

激しく反論するようになりました。

 


家族まで気にかけていた夫に

辞めたいと言い出せず、

わざとミスを繰り返して 

夫を怒らせ、関係を悪くするという

浅はかな計画でした。



そんな魂胆とは知らない夫は

繰り返されるミスに

頭を抱える毎日でした。



2人の間に入る私も、

ミスをフォローする他の従業員も、

疲労してきており、

院内の空気も重くなっていました。



2人はだんだん会話がなくなり、

元従業員は計画どおり

退職を申し出てきました。

 


その頃には、夫を含む全員が、

元従業員の申し出に

むしろホッとしたのでした。



しかし、ことはそれだけでは

終わりませんでした。



続きます。