【詩】わかってくれたなら | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

仕事を徹底的に楽にして、
幸せよりも、生きやすさを求めよう。

何もかもが嫌になったとき

今まで溜めていたものが 顔を出すことがある

自分の不甲斐なさから生まれた 思い通りに行かない現実

誰かに当たらなければ この沸騰した泡が行き場をなくすようだ

嫌なもんは吐き出したら楽になる なるほど そういうことなのか

誰かに伝えることで 誰かにわかってもらえる

それだけで 人は 自己肯定感を取り戻す

 

どうやって切り替えようか 

とにかくじっとしていては

堂々巡りに考えてしまう 

だから 動いていこう 何かをしていこう

 

書き溜めた詩を眺めていたら なんだか涙が出てきた

過去の日記を読んで 思い出にふけるのと同じように

壮絶な心の変動が 文字を通して景色を思い出させてくれる

それと同時に自分が乗り越えてきた 数々の事柄が

自信を与えてくれるように感じた

続けていることが 自分自身を称えてくれるんだ

 

 

「考えすぎな自分」が嫌になったこともあった

けど そうすることで得たものは積み重なっていた

ひとつの物音 ひとつの目線 ひとつの言葉

そこから その人の思いを汲み取ること

自分への締め付けと引き換えに 誰か心の隅々まで入り込むこと

まるで自分が感じているように 機械にはできない

人間だけが持っている 相手への感情移入

何通りもの正解から見つける 自分だけが知っている隠された正解

「わかってくれよ」の叫びが 無言の また 偽られた意思表示に変えて

 

 

目の前の相手が怒っているということは

相手のことが理解できていないということ

自分自身に余裕がないっていうこと

「その物事がどうか」 ではなくて

「わかってくれない」ただそれだけが 

怒りの原因となりうるんだ