【詩】時空旅行 | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

仕事を徹底的に楽にして、
幸せよりも、生きやすさを求めよう。

 

後先何も考えずに 思いつきを実行していた時期もあった 
辛くても 動いていた 無鉄砲な迷える子羊 
日常からでは見えない世界 
自分との問答を繰り返し出てくる言葉たち 
現実逃避の果ての非日常が 必ず助言を与えてくれる 

 

自責の念が 地に足をへばりつける 
追いつかない心が 満足だと嘘を言う 
見知らぬ土地 見知らぬ人たち 
だからこそ堂々とする自分  
凍てついた声は聞こえない  
過去と未来を切り離した 今だけの空間 

 

天気予報は強い雨 

雨が降るなんて思えないような 
太陽の光が眩しい空 
やめる決断も やる決断と同じさってつぶやいて 
誰かの目を意識した目的をやめにした 

 

何度も会っている人 何度も見ている景色 
疑いもなく 安心する 
不安を消すには 慣れたものを 
そこからまた 不慣れに挑めばいい 

同じことの繰り返しだって言うけれど 
その中でも変化は必ずあるもので 
それを見つけて楽しんで 
そしたら同じことが ありがたく思えてくる 

 

後悔ってのは 一歩踏み出したゆえ見える景色 
しなかった後悔と した後悔は  
比べることすらできないから 
これから先は取り戻せないことを大事にするだけ 

 

気にしないようにしていることが 
気にしていることへの証拠で 
気にならないようにするために 
恥ずかしさが消えるような 
好きなことへの集中力 

 

きちんとしている人間が 
マニュアル破りのできる人に虐げられる 
挙動不審でも 脳内はフル回転 
鬼の形相が 声を圧縮させていく 
冷たい風と 嫌な臭いは  
忘却不能な懐かしい思い出に 

 

綺麗な声と言葉にしていたんだ 大勢に聞かせるために 
その瞬間の言葉と声には 怨念がやどっていたから 
傷つけらた言葉は 浄化して誰かに届けたい 


自然と向き合えば 見るものが減っていく 
おのずと自分と向き合い  
それが思い出を美化していく 
そうか 時は変えてくれるのか 
あんなに辛かった時間が  
あんなに辛かった時間が 
自分を成長させる思い出に変わっていくのか 
それなら それなら 
時を刻むだけでいいのか 
それだけで それだけで 
意味はあるんだ