おはようございます。

寒くなりましたね。体調は如何ですか?

 

昨日リピ買いしているものがそろそろ無くなりそう

だったので、東京駅近くのKITTE東京まで行ってきました。

 

ここには数年来通っているのですが、

そうなったのには僕の幼き日の思い出が

原因となってます。

少し思い出話を。。。

 

僕は生まれが東京の某地方都市なんですが

幼き日友人達といつも地元のお寺の境内で

くだらない男の子の遊びを多分に漏れず行ってた

んですが、そこに老齢なご住職がいらっしゃいました。

もうかなり前に鬼籍に入られたのですが、いつも

穏やかにニコニコと僕達に接してくれてました。

 

遊びが一休みになるとご住職が皆をお寺に入れてくれて

麦茶やお饅頭を出してくれたりもしました。

 

僕は勿論ご住職もお菓子も大好きだったのですが

何より好きだったのが、ご住職の部屋の香りが

大好きだったのです。

いわゆるお線香の香りでした。

 

ガキのくせにと今では思うのですが、これは日本人の

DNAが脈々とそうさせてきたのかもしれません。

 

それから歳を重ねてから、僕は自分の部屋もどうしても

あの香りにしたい!っと思い始めて色々と線香を集めたり

してたのですが、最終的に落ち着いたのがここでした。

 

薫玉堂。

見ての通り京都が本店の老舗です。

以前はネットで買ってたんですが、東京にも出店いただいたとの

話を聞いた時はとても嬉しかった記憶があります。

 

そして僕が長年愛用しているお香がこれになります。

 

太尼沈香(たにじんこうと読みます)という香りの物です。

 

桐の箱に入ってます。

僕はこの箱を多分10個近く保管してます(笑)

 

箱を開けた瞬間ふわっと香りが立ち上ります。。。

 

 

量産物と違って表面がボコボコしていますね。

香りはいわいる懐かしいお寺の香りです。

 

東南アジアの香のようなアジアンチックなのは苦手なので

とても好きな香りです。

 

先に述べたご住職の部屋の香りと似ている気がしますね。

 

お香立ても薫玉堂で購入したものを使用しています。

 

銀製の物で手作りなので、全てが似て非なるものとなりますよ。

大分エイジングしてきたかな。。。

 

家に帰るとまずはお香をたくのが日課となりました。

 

 

ご住職の長年にわたって染みついたあのお部屋の香りには

及びもしませんが、僕の部屋も少しこの香りが馴染んできたかも。

僕のパートナーもこの部屋の香りは好きだと言ってくれます。

男女問わずやはり日本人なんだなぁと思います。

 

早く帰りたくなる部屋。。

そんな部屋を僕は目指してます。。。。

 

また1週間頑張りましょう!

 

ではでは。。