北海道東部の旅を継続中~
留萌や稚内など日本海側や宗谷地方で大雪のニュースが流れていますが、そんな時も道東は晴れています。青い空に輝く星、、、でも寒い!

そんな妻のブログです。

▼宇登呂~斜里あたり

 

■毎日FFヒータを使う冬の北海道で暖房費はどのぐらいかかってる?

 

▼ちなみに以前は・・・

会社員時代も冬の北海道には弾丸で来ていました。その頃は普通車で車中泊していましたが、FFヒータなんて無かったので寒い車中で寝るのが当たり前。でも走り終えたら寝るだけなので、サッサと寝袋に入ってしまえば寒くなかったのです。

 

▼ところがキャブコンときたら・・・

停泊地に着いてから寝るまでが長い。食事してお酒飲んでテレビ見てパソコンいじって、、、なかなか寝ないので毎晩毎朝FFヒータのお世話になっちゃうわけですが、給油するたびに「けっこう入っちゃうな」とFFヒータが消費している燃料が気になっていました。

 

▼FFヒータの使い方

日によりますが冬の北海道での実績は大体こんな感じ。

・夜:20時頃~25時頃まで5時間

 朝:07時頃~12時頃まで5時間

 合計で毎日約10時間ON

※ちなみに就寝中は使いません。

朝は車内も氷点下になりますが

そのほうが良く眠れまして。。

 
温度設定
FFヒータの設定は22℃。
外が-5℃ぐらいまでだと室内は大体20℃になります。外が-20℃ぐらいに下がると室内は大体15℃ぐらいでしょうか。室内というのはZILのサードシート頭あたりの気温です。
 
 
■どのぐらい燃料を食ってる?
正確な調査ではないです。
FFヒータを使わない秋の走行燃費を基に、毎日使う冬はどのぐらい多く給油してるかで計算してみました。もちろん秋に過ごした関西北陸に比べて北海道の交通事情は走行燃費が良いハズですので、あくまで大体です。
 
▼FFヒータもエアコンも使わない秋の本州(10月11月)
平均燃費は8.22km/L
 
▼毎日FFヒータを使う冬の北海道(12月)
平均燃費は6.76km/L
 
▼結果
冬も秋と同じ走行燃費8.22km/Lで走れてるとすると、FFヒータ分の消費量は、
158L - 1050km / 8.22km/L = 30L。それを12.5日で消費してるので、
1日(10時間)約2.4L
 ディーゼルをリッター約140円とすると・・
1日約340円
3カ月で約3万円。大体ですけど。
 
▼思うこと
FFヒータの代わりにエアコン暖房を使う手もありますが、下の<おまけ>のように、それもまた費用がかかりそう。あとはまぁ好みですが、エアコン暖房よりもFFヒータのほうが気持ちいいんですよね。一般家庭でもエアコンではなくストーブやファンヒータがわりと多く使われてるのもそういうことなんでしょうかね。
 
<おまけ>
■家庭用エアコンを多用した真夏の本州で冷房費はどのぐらいだった?
 
▼今年の夏は主に本州中部で過ごしましたが、暑い日が多く家庭用エアコンを多用したので、サブバとポタ電の電力をアイドリング充電で補うことが多くありました。ただしカムロード自体のエアコンでも燃費は下がりますし、気温が高いとカムロードやソーラーの発電能力も減ってバッテリの充電速度が落ちるので、実質的には総じて多くなる夏の燃料消費ということになるでしょうか。
 
 

▼結果

これも秋の燃費を基に計算すると、
558L - 3846km / 8.22km/L = 90L。それを42日で消費してるので、
1日約2.2L
ディーゼルをリッター約140円とすると・・
1日約308円
2カ月だと約1.8万円。
これもまた大体です。高原の避暑地でエアコン使わない日もあれば、もともと走行時間が長くてアイドリング不要の日も多くあったりで。
 
▼悩みは尽きない?
バッテリを大きくすれば発電オフ中に使える時間は長くなるけど、効率が良くなるわけではないんですよねえ。極端に言えば、単に電気を貯める役目のバッテリは大きいほど非効率(無駄な在庫は少ないほど良いのがセオリー)なので、発電したらそのまま使うのが本当は1番良いはず。

なので効率良い走行充電を充実させるとか、大出力のソーラーパネルを載せるかして、バッテリーは貯めた分をキチンと取り出せる質の高いものを必要な量だけ積むのが正解なのかもしれませんが、その設備費用を考えると、うーん、です。
まさか原子力というわけにはいかないし、屋根に風車を付けて走行風を利用する風力発電なんかどうでしょうか(笑)