なので、気持ちが高ぶってたから今すぐオナニーしたかったけど、でもお仕事中にトイレでオナニーなんかしちゃったら、AVに出てくる淫乱人妻そのものだし、そんなはしたない女に成り下がりたくなかったので、なんとか気持ちを落ち着かせて、髪と服を調えて事務所に戻りました。

そして事務所に戻ると、私はまずさっきのセクハラに対して文句を言おうとしたんですが、ところが、私が口を開く間もなく逆に宮田さんが、「おい大倉、お前さっき抵抗緩めたやろ?」と言ってきたし、私の抵抗が弱まる瞬間があった事を突っ込んできたんです。

だから、私があのシチュエーションに興奮してた事が、宮田さんに完全にバレてて動揺したけど、でもだからといって興奮を認めるわけにはいかないので、強く否定しました。

「はあ?何バカな事言ってんの?そんなわけないでしょ。ずっと抵抗してたし」
「嘘つけ。明らかに抵抗する力が弱まった時あったぞ。お前、あいつらに乳とケツ見られて興奮してたんやろ?」
「全然興奮してないから。あんなヒドいセクハラされて興奮なんかするわけないでしょ。勘違いしないでくれる?」
「お前ホンマ素直じゃないな。いい加減にヤリマン認めろ」
「ホントに抵抗してたもん。変に抵抗したらブラとかTバックがずれちゃうかもしれないと思って、少し力緩めただけだし」
「あれはそんなんじゃなかったな。体が求めてる感じやったわ。正直に言え。お前がヤリマン人妻って事は、もうバイト全員にバレてんや」

私がどれだけ否定しても、宮田さんはしつこく問い詰めてきたし、それに、このまま言い合うのは分が悪いと思ったので、とにかく話題を変えるために、さっきトイレで楠木くん達から聞いた話を振りました。

「そういえばあんた、事務の女の子に手つけまくってるらしいね」
「なんやねんいきなり。よう知ってんな。誰から聞いたんや?」
「誰だっていいでしょ。てか職場の女の子やっちゃうなんて、あんたってどこまでも最低な男だね。奥さん可哀想」
「お前みたいなヤリマンに言われたくないわ。俺よりヤリまくってるくせによ。そうか。なるほどな。俺が事務の女とやってるって聞いて嫉妬してるんやな。チンポ他の女に使って欲しくないんか?」
「はあ?嫉妬なんかするわけないでしょ。アンタってどこまで自意識過剰なの?」
「強がんなって。まあ安心しろ。今は事務の女なんか全く興味ない。俺が今狙ってるのはお前だけや。こんな顔とカラダしててヤリマンってなかなかおらんからな。絶対にお前とヤったる」
「ホントあきれる。だからヤリマンじゃないって何度も言ってるでしょ。てかこれだけ嫌がってるのによくそんな事言えるね」

「何カリカリしてんねん。お前欲求不満やろ?なんやったら今からトイレでぶち込んだろか?スッキリさせたるぞ」
「マジ気持ち悪い。私をイラつかせてる原因があんただって事分からないの?あんたと話してたらホントイライラする。うざいからもう黙って」
「乳とケツ見られて興奮してたくせによう言うわ。まあ強がってられるのも今の内や。次の休憩の時にあいつら入ってきたら、もっとエロい事してお前の本性暴いたる。覚悟しとけ。もう言い逃れ出来へんからな」
「あんた頭おかしいんじゃない?もしまたさっきみたいなエッチな事してきたら、今度はホントに所長さんに言いつけるからね。こんなセクハラばれたら、あんたすぐクビになるよ」

せっかく話題を変えたのに、また興奮してたかどうかの話に戻されたのでウザかったんですが、でもそんな事よりもとにかく、宮田さんが口にした「もっとエロいこと」が凄く気になったし、ただのハッタリなのか本気なのか分からなかったんです。

だから、私は次の休憩までの間、「ホントにもっとエロい事してきたらどうしよう?」という不安とドキドキで、お仕事が全然手につきませんでした。