ところが、私がどれだけそっけない態度をとっても、宮田さんは懲りることなくエッチな話を振ってきたし、結局その日は、1日中性的な質問をされ続けました。

でも、エロい話をずっとされた一方で、突然更衣室に入ってきて下着姿を見た事に関しては強く注意したから、「更衣室に入ってくる事はもうないだろうな」と私は思ってました。

なので、その翌日も男子更衣室で着替えてたんですが、どうやら私の考えは甘かったらしく、着替えてる時に、宮田さんはまたノックをせずに突然中に入ってきたんです。

しかも、多分タイミングを見計らってたんだろうけど、宮田さんがドアを開けた瞬間は、昨日と同様に私はブラとTバックだけの姿だったので、また宮田さんに生尻や胸の谷間を見られてしまいました。

「ちょっと!昨日あんなに怒ったのにまた入ってくるってどういうつもり?着替えてるとこ入ってくるって完全にセクハラだよ。早く出てって!」
「そんな怒んなよ。減るもんじゃないんやし、見るぐらいええやろ?三十路の人妻のくせに、これぐらいでセクハラって大袈裟やぞ。ウブなフリすんな。ほお~今日は紫のTバックやんけ。それにしてもエロいケツしてんなあ。てかお前細いのに乳もメチャでかいな。何カップや?」
「あんた、自分がなにしてるか分かってるの?私、職場でこんな事されたの初めて。ホント最低」
「そんな冷たい事言うなよ。お前、去年海行ってビキニ着たって言ってたやんけ。そのエロい体、たくさんの男に見せ付けるためにわざわざ海まで行ったくせに、俺に下着姿見られたくらいで怒るっておかしいぞ。お前の体俺にも見せろ」

海の水着姿と職場での下着姿は全く別物だし、今になって振り返ると意味のわからない理屈だったなって思うんですが、でも、その時は咄嗟に反論出来なくて、私はちょっと口籠っちゃったんです。

なので、私が口籠ったとこに付け込んで、「ほらほら、グズグズしてたらバイトの奴ら出勤してくるぞ。俺に構わずに早く着替えろ」と宮田さんは畳みかけてきたので、「ホントうざい。わかったよ。そんなに見たいんだったら勝手に見れば。でも絶対触んないでよ。もしちょっとでも触ったらセクハラで訴えるから」と思わず許可してしまいました。

私は元々押しに弱いタイプなので、強く来られるとついオッケーしちゃうし、それに本音を言うと、学生の頃にイベントコンパニオンのバイトをしてた事もあって、カラダを見られるのは嫌いじゃなかったですから。


というわけで、この時に曖昧な対応をしてしまった事によって、更衣室への出入りをほとんど許可したみたいになっちゃったので、出勤時の着替えの時に宮田さんは毎日入ってくるようになったし、下着姿の胸の谷間やお尻をじっくり鑑賞されて、エッチな事をいっぱい言われるのが日課みたいになってしまいました。

ただ、帰りの着替えの時は、まだバイトの男の子達が働いてる最中だから更衣室に入ってくる事はなかったし、それに、「触るのはダメ」っていう約束は守ってくれたので、セクハラがそれ以上エスカレートする事はなかったんです。

なので、普通に考えたら、職場で着替えてるとこを男性に鑑賞されるなんて有り得ない事だけど、でも私は普段から露出が激しくてガードも緩いタイプなので、日が経つに連れて、宮田さんにカラダを鑑賞されるのが余り気にならなくなっていきました。