大発見 
 
11/9の探偵ナイトスクープで放映された内容が面白かった。
蚊のウンチは銀色だと言う検証。
89歳のおばあちゃんがなんと74年前に見たそうで、
孫が真偽の程を探偵ナイトスクープに持ち込んだ。
そもそも蚊がウンチする発想自体が無かったが、
生物なので代謝作用はあるはず。
専門家に聞いても見たことがないという。
そこで石田靖探偵が検証。
100匹の無菌のヤブ蚊(研究用)を放ったガラス張りのケースに入り、
ヤブ蚊に血をたっぷり吸わせて満腹にさせる。
その後、排泄するシーンを取ろうと言うもの。

ヤブ蚊は最近あまり見掛けないが、
白黒の体で夕方になると草むらから飛んできて、
刺されたら非常に痒いし、感染症の心配もある。
血を腹一杯吸うのでお腹がパンパンになり、
重さで飛べなくなるアホな奴も居るほど
るどう猛な蚊だ。

ヤブ蚊3


刺されたらこんなに腫れます。

ヤブ蚊2

ヤブ蚊1


100匹のヤブ蚊に刺された石田靖は大変だったと思うが、
世紀の一瞬を取るために我慢。
カメラが100匹の蚊のお尻を狙うもなかなか排泄しない。
なんと3時間後にやっと撮れた。

本当に銀色のウンチだった。
これは凄い発見。
高画質のスーパースローカメラで捕らえたその瞬間に感動したのは
私だけだろうか。
目が点、目から鱗、青天の霹靂・・・

何故銀色なのかは不明のままだが、私なりの観点から。
蚊が人の血液を消化して残渣を排泄するとして、
血小板が小さな蚊の小さな肛門に付着したら、
凝固して肛門が塞がってしまう。
そこで仮説。
蚊の腸にはウンチをコーティングする作用があるのではないか。
それが銀色に近い物質である。

肛門に血小板が付着してフン詰まりに成らないよう、
コーティングして排泄していると推察するが、
専門家の研究結果を待ちたい。

74年も前に肉眼で見たおばあちゃんは凄い視力だったし、
よくまあ鮮明に覚えていたものだ。
銀のウンチと同様におばあちゃんにビックリ。

因みに朝日放送の探偵ナイトスクープは、
私が関東に赴任していた2000年~2006年は関東では放送されて居らず、
今も関東では放送されていないのではないか。
当時、なんで探偵ナイトスクープが放送されてないんや?
あのバカバカしくて面白くて為になる番組は必見の価値があるのに、
と言う私に周囲は、何それ?と言っていた。
月二回の帰省時にはテレビにかじり付いて見ていたものだ。

いかにも大阪らしいバカバカしさは関東人には理解できないと思うが、
意外な発見や見識が増えるなど為になるうえ、
大爆笑できる番組は他にない。
勿体ない話だ。

蚊のウンチが銀色だと所ジョージの番組で放映しても、
「フン、あ、そう」で終わりそうだが、
私は凄い発見だと思うがなあ。


ご参考。
大阪で銀ちゃんを知らない人は居ないが、
東京では銀ちゃんを知っている人は居ない。
大阪でアニキと言えば銀ちゃんか金本だが、
東京でアニキと言えば哀川翔。
そもそも東京では難波金融道は殆どの人が見たことがなく、
銀ちゃん=竹内力が殆ど無名なのが不思議で仕方がない。
探偵ナイトスクープが放送されないのも頷ける。