ヨガの練習を始めて2年半が過ぎました。

昔から比べると今は格段に練習が楽に

心地よく出来るようになっています。

 

 

当初私はこれを練習を継続してきたので

身体が徐々に慣れてきたのだと考えて

いましたが、どうもそれだけではないと

思うようになってきました。

 

 

身体的な感覚よりも、感情的な部分

が変わってきた気がするのです。

 

 

具体的に説明すると難しいのですが

目的がなくなってきた感覚です。

 

 

私はヨガの実践は、心の制御であるとか

自己の内面を磨いていくものだと思って

いましたが、そういった自分の目的が

なくなってきたのです。

 

 

勿論今でも日々悩み事や苦しい事に出会い

心を制御出来ていると感じることはない

のですが、だからといってヨガの実践が

つらいと感じることはありません。

 

 

以前はもっとアサナが思い通りに上達しない

ことに嘆いたり、心(幸せ)について考え

ながら実践し、苦しんでいた気がします。

しかし今はその感情が消えています。

 

 

そもそもこんなはずでは、、、と思うのは

自分が目指していたものや、思い描いた

ものとは違うから生まれる感情です。

 

 

私は今ヨガに対して目的がないので

それが心地よさを生んでいるのでは

と思うのです。

 

 

ただ自分らしく、気持ち良く呼吸しながら

動くだけで他に何も求めていない状態。

それが今の心地良さに繋がっている

気がします。

 

 

そしてこの感覚を日常生活にも

活かしていきたいと思っています。

 

 

例えば自分の目標は本当に

自分が望んでいるものなのか?

他人の価値観だったり、人と比べたり

しているだけではないか?

 

 

もう一度自分を見つめ直したい。

ヨガでいうと、心の制御や難しいアサナ

が出来なくても、私は毎朝ヨガの練習が

出来れば幸せなのです。

 

 

なので当初の目標であった心の制御や

内面を磨くといったものは私にとって

の目的ではないかもしれないのです。

 

 

そうなると私にとってはヨガの練習を

する時間と場所を確保することが最優先

で、心の制御はさほど気にすることは

ないのです。

 

 

これを日常生活に置き換えると

私はお金や地位や名声が得られなくても

無理にそれらを掴みにいこうとして

もがくくらいなら、自分らしく自由に

生きていきたいと思っています。

 

 

私は大勢の人が望むものに対する努力

を放棄して、自分らしく生きれるように努力

していかなければいけないのです。

 

 

その方がきっと、より幸せを感じ

人生が輝いていくのではと考えています。。