緊急事態宣言の発令により外出を制限し

自宅で日々過ごす時間が増えています。

 

 

そうするとどうしてもじっとしている時間が

増え、考え事ばかりしてしまい、雑念で

心が乱れるという話を耳にします。

 

 

しかしこんな状況だからこそ「動じない心」

を持って夢や目標に向かって迷いなく進ん

でいく強さが必要だと思うのです。

 

 

アシュタンガヨガの教えで

最も大切なものの一つに「集中する」

ということがあります。

 

 

練習中は余計なことは考えず

「呼吸・バンダ(丹田などの感覚)・視線」

に意識を集中させ、この三要素を安定

させることで心身の安定を図るのです。

 

 

これは日常生活にも通じ

何かをするときには余計なことは考えず

今すべきことにひたすら意識を集中させる。

という教えでもあります。

 

 

コロナの影響で経済面での損害も大きい

との報道が続き、私の周囲では

この先やっていけるのか?

と不安に思っている方が多いです。

 

 

そこで私は友人に心が雑念にとらわれ

乱れそうになったときは、ヨガをすること

(体を動かす)を薦めてみました。

 

 

練習を通して一つのことに集中し体を

動かすことは、動じない心を作り出すのに

とても効果があると実感していたからです。

 

 

すると友人が

電車通勤だったのを自転車に変えた。

自転車を漕いでいる時は全力で漕ぎ

余計なことは考えないようにしていると

気分が優れ、不安に思うことが減った。

と嬉しい連絡をくれました。

 

 

こんな状況だからこそ

自分の好きなこと

夢中になってやれること

に取り組んでみてはどうでしょうか?

 

 

好きなことなら集中しやすいです。

先(未来)のことを不安に思ったり

過ぎ去ったこと(過去)にはとらわれない。

 

禅でいう「無念無想」で何事も取り組む

ほうが結果的にはより大きな成果を

得られると思います。

 

 

私自身も形の複雑さ・完成度よりも

集中して練習することを意識し

自身の感情・思考・身体への洞察力

を高め心身の安定を図っていきたい。