皆さん

おはようございます



帰国の朝を迎え

嬉しさを感じながらいささか疲れも見え隠れしております。



オルドス初日を除いてはお天気にも恵まれ

行動のしやすい日々でした。

ただ、国内移動(たった1時間半)にもかかわらず

気温差が10度というのは少し体もびっくりしています。



旅先で重要なのは

食事と寝床。。。

そう、

栄養の蓄えと疲労の回復なんです。

今回の宿は十分に体を休められるものでした。

それなりに恵まれた環境に感謝です。


そして、何より

皆さんに変わらずブログをお送りすることができたこと。



さて、今日の朝礼は

「10秒講座」もいちゃいます。

しかも、ちょっと長めなので

明日の「10秒講座」もいっちゃいます。


幕の中から話が始まると言えば

2人の山賊(やまだち)が獲物を追いながら登場する

『文山賊(ふみやまだち)』もお気に入りです。

獲物を逃した山賊は互いを責め、終いには

その仔細を文に残し命を断とうとしますが・・・

見物もなのに死ぬのは「犬死も同然」と

生に執着する人間らしい弱さを見せ(ほのぼのとした笑いどころ)

二人、手を取って家に帰ります。

前回の『鎌腹』も同じように死ぬのをやめ山に向かうのですが・・・

この2曲に共通して出てくるのが

「洗足の湯」です。

『文山賊』では、

「死のうとしている事など知らず、

家では洗足の湯を沸かして、帰りを待ちかねているであろう。」

と涙を流し、

『鎌腹』では、

死ぬのをやめ山仕事に行く男が山からの帰り道の近所の人に

「機嫌を直して山に行くので洗足の湯を沸かしておいてくれ。」と

妻への伝言を頼むのです。

2曲とも温かい気持ちで幕を閉じる演目です。




疲れを洗い流してくれる家のお湯(風呂)は

今も昔も変わらず

心まで暖かくしてくれるようです。







さ!

それでは皆さん

迎える人も帰る人も

互いに帰宅を楽しみに



今日も一日

(ーっ)

頑張りまっしょい!!




では。