私達の多くが、すべきことに時間を割き、したいことを後回しにした毎日を送っています。


生きていくうえで、どうしてもやらなければいけないことは当然ながらありますが、すべきことが人生のほとんどの時間を占めておりますと、だんだん気力がなくなっていきます。

そして、人生を振り返った時、周りのため、世の中のため、すべきことに多くの時間を使ってきたにも関わらず、自分の心が充分に満たされていないことに気づくのです


そして、すべきことを中心に生きてきた人間の話は、妙に説教くさかったりします。「俺は、こんなに頑張って来たんだ」ということを延々と話したり「なんで、あなたはそんなに自分勝手なの?」と、文句を言います。



なので、まず第一歩としては「~したい」と心で感じたことを、行っていく時間を増やしていきましょう。あなたが今、心の底からやりたいと感じていることは何でしょうか?

それが、一瞬でも頭の中で浮かんだら、それを実際にやってみましょう。もし今やるのが難しいのであれば、頭に浮かんだものに向け、今日からできる簡単な一歩を3分でも時間をとって動いてみましょう。


それでも、どうしても時間が取れず、すべきことに忙殺されているのであれば、自分が今していることを他の人にお願いしてみましょう。自分がすべきだ、と思いこんでいることは、本当にあなたがすべきことなのでしょうか?

こんな嫌なことを人に任せられない、と自分が信じ込んでいるだけで、意外と、他の人は喜んでやってくれるかもしれません。なぜなら、人が好きなことは、それぞれ全員が違うからです。