先週、心房細動の再発を言われて以来3ヶ月ぶりとなる心臓の診察がありました。

いつもの検査に加え、心エコー検査を行い、まず弁膜症を診てもらっている先生の受診。
すると、僧帽弁の動きがよく逆流が少なくなっていて、心臓の大きさも前より小さくなっている、血液検査の結果も良好と言ってもらえました。

1年前は僧帽弁マイトラクリップ術の検討も言われていたのですが、弁膜症の方は当面心配ないだろうとのことで、次回の検査は1年後ということに。安心しました。

その後、病院内のレストランで昼ごはん。
前から狙っていたカツカレーを注文。塩分3.5g。


美味しかったけれど、もう少し辛い方が私の好みかな。
何にしてもメニューに塩分量が明記されているのは助かります。
スープと福神漬けは残しました。

午後はいよいよ不整脈の方の診察。
年末に再手術が予定されているので、前回通り術前の経食道心臓エコー検査の日取りを決めるつもりで診察室に行く。

ところが、心房細動の先生からも状態がかなりいいと言ってもらえ、再手術をするかどうかもう一度考える方向に話が進んでいきました。

不整脈がなくなったわけではないけれど、今日の検査の結果がよい。
今日の心電図では不整脈は出ていない。
特に、心臓に負担がかかっている状況を反映する数値、pro-BNPが
昨年の入院直前:1483〜1937
退院後の昨年末:638
手術直前の今年3月:214
前回の診察時の8月:702
だったのが、今回の検査では73に落ち着いている。
慌てて再手術をする状態ではないかもしれない。

いろいろ話を伺った結果、手術で起こりうる合併症のリスクも勘案し、今回の再手術は見送ることになりました。
処方薬は今まで通りで、また3ヶ月間経過観察でいいだろうと。

かなりうれしいです。
実際のところ、自覚できている体調も悪くはなかったし、いろいろな制約もずっと守っているし、体調の推移に注意しながら運動も続けられていたので、何か、一種報われたような感慨を覚えました。

待てば海路の日和あり。

一喜一憂しないで今やるべきことを粛々とやりながら日々を送れたおかげだと思います。

もちろん慢性心不全は完治することはないと言われているし、体調の急変が起こりうるかもしれないけれど、これからもできないことではなくできることに目を向けて前向きに過ごしていきます。

早速、再手術のために今回は行けないと思っていた恒例の年末温泉旅行を家内と再考。
GOTOを使って、手軽な伊香保か、歴史を感じる佇まいの法師温泉か、どこにしようかあれこれ迷い始めました。