編集長スズキです。
なんだかどんより曇っていて、気分も晴れませんねぇ。
どこか遠くへ行きたいなぁ。仕事じゃなくて。
さて、ドイツ取材でコンティネンタルのターボについて見せてもらいました。
コンチのターボ?
と思うでしょう。僕も思いました。
いま発売中のVol.58_ザ・サスペンション号の「メガサプライヤー・アナリシス1ボッシュ」でも紹介しました。
そう、ボッシュもマーレと組んでターボを作り始めます。
で、コンチもターボを作るってわけです。
「そんなにターボ作って大丈夫?」
と僕が聞くと、コンティネンタルの技術担当役員は
「大丈夫。ターボの需要はこれから増える一方だ」
と断言していました。いわゆるダウンサイジング直噴ターボですね。
現在ターボを作っている主なメーカーは
日本勢では
IHI(ドイツ人は「イヒ」って言っていました。イヒって言ったら旭化成ですよねぇ)
三菱重工
日立製作所
あたりですね。
それから
ボルグワーナー
ハネウェル(ギャレット)
あたりが有名です。
これにボッシュとコンティネンタルが殴り込みをかけるって構図ですね。
だんだんとカタチいなっていくわけですよ。
コンプレッサー側(右)とタービン側(左)を結ぶベアリングハウジングにも技術ノウハウが必要なんですよ。
この羽根の形状がターボの性能・効率が大きく左右するってことで、各社開発に鎬を削っているのです。
だからこそ、この羽根の形状を見ると「グッ」と来ちゃうんですよ(来ませんか?)
そういうわけで、コンティネンタルでこういうペーパーウェイトを頂きました。
たぶん、ペーパーウェイトだと思います。
中に本物のコンプレッサーホイールが入っています。
どうです? ほしいでしょ?
ってことで、たぶん次次号あたりの読者プレゼントに出そうと思っています。
ほしい人はぜひご応募を。
ターボについて勉強したい人は、ぜひ
MFi_Vol.13「過給エンジン・テクノロジー」
をどうぞ。
まだバックナンバーが少し残っているはずです。お早めに。