★ZRX1100キャブレター分解・清掃・同調★ | motorcycle service FASTERのブログ

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いろいろ修理中のZRX1100

タンクのペイントがそろそろ

仕上がりそうだということで

キャブレターのオーバーホールの作業をすることに

 

というのもお預かりした時点で

エンジンが数気筒弱い音をしていました

少し短気筒気味の。

プラグ交換をしても改善されなかったので

オーバーホールという流れです

 

まずはキャブを取り外します

物が大きい=スペースも大きい?

さほど苦労せず取り外すことができました

このへんは車種によっては難易度が随分変わってきます

僕の経験上、CB400SFはほんとにスペースがなく

やりにくいということしか覚えていません(苦笑)

 

キャブレター単体です

ここから可能な限り分解していきます

 

たくさんの部品で構成されています

一つ一つ、洗浄剤で綺麗にしていきます

 

もちろん各部品の状態&消耗具合も確認しながらです

使えない部品を組み込んでも意味ないですからねー(苦笑)

 

もちろん本体の燃料ラインやエアラインもすべて

洗浄してからエアブローして綺麗にしていきます

念には念を入れてですね!

中途半端で組み付けて調子がでずに

また分解しないといけないことを考えると

とても面倒なので慎重になってしまいます(^^;

 

綺麗にした部品を本体に組んでいきます

こちらのキャブレター、極端にジェット類が

詰まっているとかはありませんでしたが

全体的になんか汚れているなぁとい印象でした

 

組立が終わったキャブレターを車体に取り付けて

エンジン始動、とりあえず4発とも動いている感触あります

 

なぜ『とりあえず』かというと

まだ同調という作業があるからです

ちなみに同調とは?

 

キャブレターには気筒の数だけ、スロットルバルブがあります。 

スロットルバルブによって調整されているのは以下のものです。

 開度を一定に調整しなければ、燃料の量が気筒ごとに変化するため、

アイドリングなどが狂い、エンジンの不調につながります。

 そのため、不調を改善するには、キャブ同調を行う必要があります

 

らしいです。

文章にする自信がないのでネットから拾ってきました(笑)

 

そしてバキュームゲージ登場!

この針の位置がすべて一緒に揃うと

同調がとれた(調整ができた)ことを意味します

針の位置もばっちりです!

いきなり揃うことは稀で

微調整で徐々に近づけていくのですが

針が揃い始めるとめちゃ快感です(笑)

 

お預かりしたときの単気筒気味の音ではなく

4発らしいエンジン音になりました♪

よかった!

 

さてー

ようやくゴールが見えてきました!

はよタンク取りに行ってこよー