先程帰宅し、
なんとなく日経ビジネスに載っている文章を読んでいる
旅の ことについて書いてある訳だが
その中の一文
群衆に紛れることの心地よさ
いいね
自分の好ましい状況だね
などと一人ワンカップ片手に想う
この一節を見た時に脳裏に浮かんだのは若き日の新宿だ
若い時は何故か新宿が大好きだった
子供の頃、大人の街と言われた渋谷は、ある時期から子供の街に変わってしまったし、かといって下北ーなんて言う柄でもなかったし
映画を見るのも、飲みに行くのも、気が付くと新宿に向かっていた
終電を待ちながらオレンジ色の看板の喫茶店で朝を迎えたこともあった
学生時代の想い出の結末を締めくくったのも新宿駅のホームだった
新宿は自分の事を誰も知らなかった
まさに 群衆に紛れることの心地よさ なのだ
アパートの隣の部屋で何がおきているのかもわからない
そんな感じの冷たさと、
でも行けば誰でも迎えてくれる、自分は誰であってもかまわない
そんな感じの適当さ
今は東京を離れているので滅多には行けないが、心が疲れると たまに思い出し、群衆の心地よさをまた味わいたくなるのである