面倒と言いながら、試験勉強を続ける毎日。

仕事の合間に続ける毎日。

試験まであと24日。


中学までは学年の女子の中で成績は一番だった。

だからと言って妬まれることはなかったし、

むしろ頼られる位置にいた。

部活でも幹部の中にいてすごく充実していたし

生まれてはじめての大恋愛もした。

うまくいき過ぎていた。


もちろん地区で一番の進学校に行った。

とにかく学ぶことが楽しかった。

高校でもたくさん学んでいこう

そんな希望をもって入学した。

学ぶ内容は当然高度なものだった。

時間が欲しかった。

無かった。


学内の8割が市内からの通学者の中、

部活の中で市外の者は自分ひとりだった。

朝は早い。

帰りは遅い。

月に休みは1日もない。

積み重なる課題の量。

一度つまずいた学習内容を取り戻す余地はなかった。

自分だけ。

時間さえあれば自分はできると過信していたが

そもそもの時間が足りなかった。

休養する時間すらも。


休み時間。

昼休み。

仲良く過ごせる友人はいなかった。

すごく怖くて

怖気づいて

積み重なるストレス

中学の友人はそのまま地元で楽しそうにやっていて

入る余地は感じられなかった

孤独感。

真っ暗だった


家に帰ると年の離れたかわいい妹と家族が

暖かくて

毎日ベッドで泣いた。

家族の前ではふざけて笑っていた

リストカットも気付かれなかった。

心のなかでは気付いてと叫んで

家族の前では笑った。


毎日毎日泣いていたら

3ヵ月くらいで涙が出なくなった。

代わりに死にたいという言葉が

心の底から毎日湧き出てきた。

友人の経験談を聞いて試したけど

自殺は失敗した。

部活もやめた。


鬱状態になってはいたけど

学びの楽しさは覚えていた。

退部した後はできる範囲で努力をした。

襲ってくる孤独感に邪魔されながらも

大学に合格した。

倍率は高かったけど

気合で乗り切った。


どこかで自分に対する自信がある。

気合でどうにかなると思っている。

中退した後は

人生がどうでもよくなった。

どうでもよくはないけど

どうでもいいんだ



今日はむかしの話。