KATSUHIDE UEKUSA2023:MOVING ON〜SecondSeason〜 | 【竹口元法オフィシャルブログ】Rise our Awakens

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“渾身のステージ”とは、一体何なのであろうか。
そのすべての答えは、“彼”が握っていた。


植草克秀さん
「KATSUHIDE UEKUSA2023 : MOVING ON〜Second Season〜」
5/29、今年も札幌から大阪へ応援に。


18時に差し掛かる3分ほど前。
「かっちゃん!(2拍手) かっちゃん!(2拍手)」のコールが始まる。
ちょうど私の少し斜め前に座っていらしたグループの方々の声援。
コンサートやライブハウスならではの光景だ。次第に気持ちが高まる。


18時ジャスト。
高まるオープニングと共に幕を上げた。
オープニングは「誘われてEX(エクセレント)」
'98年夏のPLAYZONEではショータイムのオープニングがこのナンバーだった。
“さぁいくぞっ!”と思わせてくれる幕開け。
その当時とシンクロする。


そこから次の曲「GATE」に繋げることが出来るのも彼にしか出来ない。
あくまで私個人的には、もうこの時点で“偉業”なわけである。
あの「誘われて…」からのGATEはハードしかない。
幾ら体力のあるアーティストでもこんな流れの選曲はできないのではないか…。
それを易々とやってのける秀逸さは見物。
当然なのだ、、、彼は少年隊だ。
そして更にこの曲を好きになった。

「まいったネ 今夜」はもう定番曲のひとつであるが、聴く度に、一年一年変化を感じるのは私だけではないはず。
渋味も増した彼の歌声が、より深くその歌の世界へと誘う。

今回涙が溢れたナンバーのうちの1曲「愛と沈黙」
ソロになるとまた新しく聴こえる。
ソロでニューボーカル音源としてリリースしてもらえないものかと。
98年のナンバーはどれも素晴らしいのです。
これは自分がファンになった年だからこそ特にその想いも強いのかもしれませんが…


スペシャルゲスト出演の佐藤寛之さんと山本淳一さんがご登場されてからはまた空気が変わる。
お二方を拝見するのは初めてです。
でもやはり流石、スターと呼ばれる人はオーラが違います。
人を惹き付ける力が強く熱く…
この日発表となったお二方のユニット、“ふたつの風”
エンターテイメント界にまた新たな風が吹くことに間違いはない。
これは希望だ。大きな光だ。

植草さんを交えての「勇気100%」がこれがまた…
いい。シンプルに“良い”のです。
「この曲こそ国民的な曲じゃない」というニュアンスの言葉を入れた植草さん。
“ほんとそうですよねー!!”と返したかった(笑)
忍たま乱太郎世代の私にとってはたまらないサプライズ。


そして…
中盤で披露された「Sha la la」
やっと聴けた・・・
遂に・・・この日一番涙した場面でもあった。
まだリリースされていないといえど、彼の曲で一番好きなナンバー。
植草さんの作られた詩、その言葉の隅々にある溢れんばかりの愛。
もしかしたら過去の御本人の経験からなのか、ファンに向けてのメッセージなのか、、
そこは分からないけれど、僕個人的にはこの曲で再びメディアに出てほしい。
忌まわしい事や何かと騒がしいこの世の中、必要なのはこういうエンターテイメントなのだ。
自分がもしいつか誰かと…結婚するようなことがあれば絶対にBGMとして流したい。
(※“それ以前にあなた結婚できるの?”は言わないで 笑)


怒涛のヒットシングルメドレーはもう圧巻!!
「仮面舞踏会」から次へ次へと…
今回のコンサートでは昨年よりも“音”がより忠実に再現されていました。
当時を彷彿とさせ、「仮面〜」のイントロの衝撃音が流れた瞬間、みんなが一斉に立ち上がりました。
このような光景もPLAYZONE時代にはなかった、コンサート・ライブハウスならでは。




ラストはエンディングのために作られたという「さよなら」
「星屑のスパンコール」ではなく、これからも長く続く歴史の中で
“新しい形での締め方”を創り出す意気込みに胸が熱くなる。
こういった演出があることで例え今日からファンになった方も、周りと同じようにその歌の歴史を歩める。
そのような思いやりもあるのかな?と思わずにいられなかった。


そしてこれだけで終わるわけもなく、アンコールで再び彼は現れた!
曲は「Oh!!」

“Oh 守ってみせる”

本来ダンシーでアップテンポで、盛り上がる曲のはず。
ここで自分がシンクロしたのは“黒い人”だった。
思えば今回はあの大きな事務所のメンバーやかつての後輩達のことを話す場面が所々にあった。

色んなことがあった中で、もしかしたら“俺が守ってやる!”という何かメッセージのような気もする。
“その美しい歴史を守るために”少年隊を、
東山さんを今懸命に守ってくれているのは、ほかでもない彼じゃないかと…。

本当のラスト「グッバイ・カウント・ダウン」では植草さん率いるMOVING ON一座と客席との大共演!!
僕も一生懸命歌った。
1階最後列席から、彼に届けとばかりに。
そして「ほんとに終わりだからねー」という言葉とともに、その素晴らしいひとときは幕を閉じる。


最高のステージ。最高の夜。
そして最高の“MOVING ON”
これを綴る今もなお、まだ余韻は続いている。

植草克秀さんという人を超えるアーティストが日本にいるのだろうか。
僕にとっては彼が間違いなく一番のアーティストだ。




ここから先は私事になりますが、今月は自分の会社も起ち上げました。
そう後押ししてくれたのも、彼のステージを観続けてきたからです。
彼を憧れ続けてきたからです。
彼は僕の人生までも動かしてくれた。
そこに何の後悔も迷いもありません。
前を向いて、それこそ“MOVING ON”していくのみ。

新たな人生を歩みだした自分に
『頑張れ』というメッセージをいただいた気がした。

この気持ちを、ずっと忘れずにいきます。
そして僕も何か作らないと…!


最後までお付き合い頂きました皆様、ありがとうございました!
また次に植草さんのステージを観られる日を、心待ちにしています。