COBIT 5 フレームワーク その1 | 組織のITガバナンスを120%向上させる米国公認ITコーディネータ元村憲一の公式ブログ

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皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリスト、ITコーディネータの元村憲一です。

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ブログの第5回目は、このブログの本題になっている GEITについての続きです。

第3回目で、ITガバナンスのフレームワークとして、米国に国際本部のあるISACAとITGIが作成しているCOBITのITガバナンスについて、ほんのさわりをお伝えしました。

今回は、このCOBITの開発と継続的アップデートを行っているISACAという組織についてお伝えします。


ISACAは、独立の非営利団体として1969年に設立されて、現在は、世界180ヵ国、200支部、構成会員が110,000人を超える大きな団体です。

 ・URL:http://www.isaca.org
 ・Facebook: www.facebook.com/ISACAHQ
 ・Twitter: https://twitter.com/ISACANews
 ・LinkedIn:ISACA (Official), http://linkd.in/ISACAOfficial


ISACAは、情報セキュリティ、システム保証、情報リスクマネジメントおよびITガバナンスに関わる専門家に対して、以下の活動を通じて支援をしています。

 ・国際会議の主催
 ・ISACA Journalの刊行
 ・情報システムの監査・統制の国際標準策定
 ・知識、資格認定、コミュニティ、支援、教育

その筋(別に怖い意味の方々ではなく)では、非常に有名な信頼できる組織で、会員を通じて情報システムの信頼性と価値を高めています。


日本国内のISACA支部は、設立順に以下の4支部で、特に東京支部は、3,000人を超える世界でも3本指に入る大きな支部です。

 ・東京支部
 ・大阪支部
 ・名古屋支部
 ・福岡支部


関連組織として、ITGI(The IT Governance Institute:ITガバナンス協会)は、GEITに関する国際的な考え方を推進するために1998年に設立されました。

ISACAが、個人の会員で構成されるのに対して、法人で構成されています。

日本にも日本ITガバナンス協会(ITGI Japan)が、2006年に設立されています。


以上で、COBITを発行している組織についての簡単な説明を終わります。


ISACAの会員になると、こんな資格証が毎年送られてきます。


ISACA会員証





この続きは、また次回以降にします。

GEITの凄いフレームワークCOBITを中心に、またISACAが発行している資格などについても順次お伝えして行きます。

ただし、ISACAの資料は、著作権の管理が非常に厳しいため、全引用とかはほぼ不可能となっています。

表現を変えたり、かみ砕いた言葉などで説明して行く予定です。


皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。

これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。


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【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
 Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
 Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
 Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)


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