フジTV 土曜プレミアム
先日放送された「地下鉄サリン事件 15年の戦い~あの日、霞ヶ関で何が起こったのか~」
ご覧になった方多いと思います。
実は、私出演者だったのです。
ほとんど、カットされてました
ドキュメンタリーの映像と高橋シズエさん本人の出演が大幅に増えて、ドラマの部分
がカットとなったようですね。
でもこのような番組は、どんなにドラマで再現しても伝わり難いと思います。
逆にカットになって、ほっとしました。
カットされた部分は、生前の高橋一正さんの家で、同僚が集まって、ベランダで花火大会を見て、盛り上がってるシーンで、もう一人の同僚が「た~まや~!」と叫んだ後、私演じる同僚、木村が「ホームの時よりいい声してるなあ!」などとても砕けた感じでした。
そして15年後、高橋一正さんを偲んで同僚たちが、「一正会」で花火をみて盛り上がってるシーンで、また「た~まや~!」という同僚にむかって、「ホームの時よりいい男だなあ!」なんていうシーンがあったのです。
たぶんこの番組の色にそぐわないと判断されたのでしょうね。私もそう思いますが・・・
前宣伝しなくてよかった
でも久しぶりのドラマ現場で楽しかった。
ロケの朝起きが辛かったけど
一正さん役の羽場さんは「新半七捕物帳」、「マイフェア・レディ」で一緒だったし。
そうそう、花火大会の花火はブルーバックで後で合成のはずだった。砧スタジオでブルースクリーンの前での撮影でした。CG物の映画もこうやって撮影するんだよな~・・・なんて思いながら。
興味深かったのは、地下鉄の駅の管理事務所での撮影。ホームの色んな角度からの映像、車両がどこを通過しているか・・・などの情報が見られる。一般人が入れる場所ではない。
鉄道ファンは羨ましがるだろうなあ・・・と思った。
東京テレポート駅で、実際のホームに制服を着て、電車が入り、発射するまでの指さし確認等の撮影。
貴重な経験。
番組の最後のエンディング・ロールに私の名前が出ていたので、「何処に出てたんですか?」
というメールが殺到しました