非常勤講師をしていると、

担任の先生の方針に

疑問をもつときがある

 

ローマ字の指導をしていたところ

担任の先生が

 

「なぞりがちょっとでもはみ出ていたり、

 とがってない鉛筆で書いていたら

やり直しをさせてください。」

 

と子どもたちがいる前で

話されていた。

 

「えー」

「それはやりすぎじゃない?」

「ローマ字がうまくなるって

そういうことじゃないでしょうよ」

 

と心の中でつぶやく。

 

しかし僕から出てきた言葉は

 

「今のうちに鉛筆とがってない人は

削ってください。」

「ずれないように気を付けて書いてね。」

 

だった。

 

なんか自分を裏切っているような

子どもたちのことも裏切っているような

そんな感覚。

 

少しずつ

気持ちが滅入っていくような感覚があった。

 

でもここで捉えなおし。

「物事には同量のよさがある」

 

丁寧になぞるよさもあれば、

子どもの力に任せ厳しくしないよさも

同量ある

 

そう思うことにした。

 

すると

次々と提出されたノートを見て、

愕然とした。

 

どのノートも

子どもたちが一生懸命ローマ字を書いていることが

伝わってきた。

 

ローマ字を書くことを通して

一生懸命やることのよさや

達成感を味わう

 

そういうことも学んでいるんだな

捉えることができた。

 

「否定の反対サイドで行うことは

あまりうまくいかない」

byかめちゃん

 

てなわけで、

 

厳しく指導するよさと

いい具合にゆるく指導するよさと

どちらも素敵だよね

 

という立ち位置で

これからも指導しようと思います

 

 

youtube始めたので、よろしかったら、見てください

 

最後まで読んでくださりありがとうございました🍀